・『ホラー アクシデンタル』とは、三木康一郎監督が手がけるホラー作品の一つで、2013年2月1日から放送を開始したフジテレビ深夜のオムニバスホラードラマです。
・ここではホラー アクシデンタルの個人的観点からの解説や感想を載せています。(回によっては簡単なあらすじ付き)
・ホラアク以外の三木監督作品として、トリハダシリーズやドクロゲキなども一部ですが下記の「その他記事」のところにリンク貼ってあります。そちらもぜひご覧ください。
・この目次にてホラー アクシデンタル等カテ内全ての記事を簡単に探せるようになっています。
目次
【ホラー アクシデンタル 各話リスト(全15話)】
ホラー アクシデンタル 第1話「特性のない男」
ホラー アクシデンタル 第2話「サンクチュアリ」
ホラー アクシデンタル 第3話「夜の果てへの旅」
ホラー アクシデンタル 第4話「赤と黒」
ホラー アクシデンタル 第5話「ある家族の会話」
ホラー アクシデンタル 第6話「百年の孤独」
ホラー アクシデンタル 第7話「存在の耐えられない軽さ」
ホラー アクシデンタル 第8話「車輪の下」
ホラー アクシデンタル 第9話「心は孤独な狩人」
ホラー アクシデンタル 第10話「白い闇」
ホラー アクシデンタル 第11話「悪徳の栄え」
ホラー アクシデンタル 第12話「失われた時を求めて」
ホラー アクシデンタル 第13話「大いなる遺産」
ホラー アクシデンタル 第14話「見えない人間」
ホラー アクシデンタル 最終15話「ホラーアクシデンタル」
ホラー アクシデンタルについて&記事の書き方
幽霊が出ないホラードラマとして人気を博した「トリハダ」シリーズ。そのトリハダシリーズの三木康一郎監督が手がけた新作シリーズ、それが『ホラー アクシデンタル』です。
「ホラー アクシデンタル」について
ホラー アクシデンタルの監督 三木康一郎のインタビューから得た情報を列挙していきます。
・「eveのすべて」の続編として作られた。
・今放送中のホラー アクシデンタル第1弾は全15話。
・ホラー アクシデンタル、第2弾があると明言。さらに第2弾では昼のシーンも入れたいと言っている。
・トリハダシリーズ「やってはいけない5箇条」。これは三木康一郎ホラーの原則でもあるので、もちろん「ホラー アクシデンタル」にも当てはまる。
①幽霊は出ない
②超常現象は起きない
③音楽で煽らない
④過度な演出はしない
⑤日常から逸脱しない
・「ホラー=人間の心の闇」と三木康一郎は考える。
・人間の心の隙間のそのまた奥に眠る弱い部分や黒い部分にスポットを当てる。見たその瞬間はあまり怖くないけど、よくよく考えてみるとゾッとするみたいなものが多い。つまり後味が悪い。
・最後まで答えを見せない。最終的な答えや結論は見ている人に考えてもらいたい。つまり答えはなく、あなたが想像したことが作品の答えとなる。
・シーンは夜だけ。深夜の放送だから、今どこかで起こっているような気にさせたい。
・極端にセリフが少ない。
・瞬きは現実に戻す作用があるので、緊張感が途切れてしまう。だから目薬が欠かせない現場。
・毎回サブタイトルには有名な海外文学のタイトルが用いられている。
・三木康一郎監督は放送時間が決まっていない上に番組説明などもほとんどないことについてこう言っている。
「それが恐怖を増幅させていると思います。テレビをつけたら突然ホラードラマが現れた!それを、なぜか次の日も見てしまった!ありそうでありえない偶然と偶然の交差……。人間は知らないことがおこると恐怖を感じる生き物です」
「ホラー アクシデンタル」記事の書き方について
一話ごとに解説・感想を書いていきたいと思います。
あらすじを書く場合もあります。あらすじは、セリフなども含めてなるべく忠実に、そして私見はできるだけ省いて普遍的な考えで書いていこうと思います。
私見は情想[解説・感想]に、そして蛇足的なことなども情想に書くように努めます。
ホラー アクシデンタルもトリハダシリーズと同じ形式、オムニバス形式なので、タイトルのある話と毎回少しずつ話が進んでいく話の二つの話の構成から成っています。
毎回少しずつ話が進んでいく話はホラー アクシデンタルでいうと一番最後にやる数十秒の話のことを指しますね。
・タイトルのある話(オムニバスストーリー)を“オムニバス”
・毎回少しずつ話が進んでいく話を“メインストーリー(本編)”
と私は命名してその言葉で使っていきます。
サブタイトルには有名な海外文学のタイトルがそのまま用いられているそうですが、トリハダシリーズのようにタイトルが物語の内容になにかしら関わっていると私は考えています。
ですので毎回、情想の最後にタイトルの意味について考えるようにします。