・「ドクロゲキ」とは、それまで放送されていたオムニバスホラー「トリハダ」の後継番組であって、形式も、幽霊の出ない怖い話をオムニバス形式で放送するところは「トリハダ」を踏襲している。
・ここでは「ドクロゲキ2」を観た感想を書いています。
・参考:トリハダ〜夜ふかしのあなたにゾクッとする話を – Wikipedia
目次
「ドクロゲキ2」について
ドクロゲキ2のオンエアは2012年の6月。
ずっとHDDに保存してて、それで昨夜みるに至ったのです。
ドクロゲキ1はすでにみていて、ドクロゲキの前身のトリハダはもちろん全作みています。カクセイは見逃しました。
トリハダのホラーテイストからドクロゲキはサスペンステイストに変わっています。
サブタイトルは「後味の悪いサスペンス」。
ドクロゲキ1はほんとに後味が悪かった。だから今回も楽しみです。
ちなみにこの作品から初めて地デジ画質でみたのですが、とても高画質できれいでした。
あらすじは抜きにして感想だけ書いていきます。
第1話「信じる。」
白いものといったら歯かと思っていたけどまさか目もだったとは。
信じすぎた結末。ちょっとオーバーかもしれないけど、入信の末はこんなもんかと。
第2話「知る。」
野間口徹来たー!!
オチのカバンの中身のシーンだけでは何が入っていたのかよくわからない。
体操着らしきものとコンセントのコードが見えた。
女の子が「肩こりがひどいので・・・」
と言っていたことと、教師の表情が冷笑から蔑む感情にとれたことから、
これは電マだと思う。
電マは電池式のもあるが、コンセント式のもある。
この話が一番後味が悪くなかった。
第3話「変わる。」
オチが最後になって分かった。
まさかこういう結末だったとは。
でも子供の悪気のなさを逆手にとったしたたかな残酷さを表現している。
一番よく出来た話だと思った。
第4話「探る。」
こういう問題って現実と本音がぶつかるおもしろい題材だ。
ラストに同じような状況の人らが見えるのがまた皮肉。
お金の問題に男女の問題が絡むのは現代では多いんだよってことなのだろうか。
第5話「隠す。」
いや、隠しきれてないし、そもそもなぜそれで隠そうと思ったんだ、って思った。
よくわからない。一番・・・な感じになる話だった。
第6話「触わる。」
結末的には両者よかったんじゃないか。
夫にとっては悪い方向ではあるけど、でももっと最悪な展開もあった。
妻のほうは何がしたかったんだろう。
幻滅するよりかは、自分に興味を再沸騰させて満足しただけなのか。
でもよく考えてみたら、妊婦や人妻に興味があるのに妻に対して興味がないというのは、単に妻に興味がなくなったからなんだから、
それってすごい悲しむべきことだと思う。
そして妻は多分それに気づいてない。だって気づいていたらわざわざ顔隠してDVD出演しないでしょ。
はたまた相当な自己満足主義なのか。
本編(メインストーリー)
戸松があんまり核心をつくようなことも言わず、ただひたすら自分の感情を語る
だからオチは思っていたのとまったく反対でそれがおもしろかった。
過激に見せる方向じゃないほうが意外性が高くなる。
一つだけ、重要なのにわからないことが。
戸松が死んだのは自らの意思なのかそれとも息子によるものなのか。
あれほど語っていたとはいえ、自殺をほのめかすような言動はなかったし、ラストの息子の笑みもどっちともとれるからわからない。
単に消去法でいこうと思ってもわからない。
全体的な感想
全体的にドクロゲキ2もやっぱり後味が悪かった。
オンエアは不定期だから次はいつになるのか、楽しみだ。