・料理で使われる調理道具について紹介しています
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調理道具:アルミホイル
Dete:2012年12月20日
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光と空気を遮断するので油料理の保存などは油の酸化を防ぎ新鮮に保存ができる。また酸素や水蒸気といった気体を通しづらい
反面、塩分と酸に弱い。そのような食品にはラップで包んでからアルミホイルで包むといい
耐熱はすこぶる高い。例えば三菱アルミホイルで耐熱600℃、耐冷-100℃
調理の面では、落とし蓋の代わりにしたり、食材を焼く際にうまみを逃さないように包むホイル焼きという用途がある
オーブンでは使用できるが、電子レンジでは火花が出るので使えない
オーブンでは下に敷いたり、料理を包み焼きしたり、部分的にちぎってかぶせることでその部分の焦げを防ぐなどの用途がある
ショウガやにんにくなどをおろし金でおろす時に、おろし金の上にアルミホイルをひいてその上からおろせば、しょうがはもれなく使える
切れ味の悪くなったキッチンはさみは、アルミホイルを数回切ると砥石のような働きで切れ味がすこし回復する
調理道具:食品用ラップ
Dete:2012年12月20日
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厚さがとても薄く、耐熱性,耐水性に富み、透明軽量で柔軟な素材。アルミホイル同様、水蒸気や酸素を透過させにくい。またにおいが他の食品に移行しにくい性質をもつ
耐熱150℃、耐冷-60℃ほどで、家庭内での使用ではまず問題なく使えるほどのスペックだ
アルミホイルとは違って、電子レンジでは使えるが、オーブンでは使用できない
フィルム同士を接触させると接着性を示すほか、熱を加えると収縮して接着性が増す性質があり、いわゆる食品トレー(ポリスチレンペーパー)を使って食品を包装する際にも頻繁に用いられている
ちなみに日本において食品用ラップの実に8割のシェアを誇っている大手2社 旭化成の「サランラップ」とクレハの「NEWクレラップ」
歴史は古く、二社共に1960年に発売。クレラップのほうが若干数ヶ月早かったそうだ
ちなみにクレラップはいつから「NEWクレラップ」なんだろうか
実は「NEWクレラップ」にうまれかわったのは、1989年。その日から今までずっと「NEWクレラップ」というのはどうかと思う
ところが、「NEWクレラップ」は毎年のようにリニューアルをしていることでも有名で、そういう意味では常に「NEW」と言えるのだ
最近の「NEWクレラップ」の改良をみてみると、
2002年…パッケージデザインのリニューアル。カートンの強度アップ。巻き戻り防止ストッパーの改良
2004年…ラップをさっとつまめる「つまめるフラップ」の追加。ロールの飛び出しを防止する「飛び出しガード」の追加。「巻き戻り防止ストッパー」の機能強化
2005年…握りやすくするためにパッケージをコンパクト化。同時に濡れた手で触っても箱が変形しないようカートンの表面をUVコート化
2006年…巻き戻りや斜め切れ防止に役立つ「きちんとキレ窓」の追加。「巻き戻り防止ストッパー」部分をエンボス化して機能アップ
2007年…「きちんとキレ窓」のオープン化。カートンのクラッシャブル機能を追加。刃を取り外しやすいよう改良
2008年…誰にでも安心して使ってもらうため、金属の刃を植物生まれのプラスチックの刃に変更。プラスチック刃には植物生まれの生分解性プラスチックのポリ乳酸(PLA)を採用し、環境にも配慮
2010年…カートンの形状に工夫を凝らし、使用時のグリップ感を向上。カートンの強度と耐久性をアップ
参考元:サランラップ 食品ラップ – Kmonos(クモノス)