昔から私は髪のかゆみやフケに悩まされてきました。フケやかゆみを抑える薬用のシャンプーを使ってみたり、病院でスカルプホルモン剤を使ってみたこともあります。しかしなかなか改善はされず…
今回、本気でその悩みを脱するべく、理想のシャンプー探しをしたいと思います
理想のシャンプーを探すには、時間とお金がかかります
でも今の私は本気です。ほんとに
全力で探します。だからこの記事も随時更新でいきましょう
私のシャンプー探しの軌跡ですからね
まずはシャンプーの基礎知識を一から学んでいきたいと思います。それはこちらのリンクに
シャンプーの基礎知識をしっかりと学んだところで、さっそくシャンプー探しといきましょうか
まずは自分の髪の特徴についてから入っていきましょう
自分の髪の特徴
・乾燥性→フケ、かゆみが多い。ごわつく
・硬い
・太い
・髪の量が多い
・サイドがバサッと広がる生え癖がある
・↑だから短髪でもボリュームがあってバサッと、もさっとなってしまう
理想の髪
私の理想は、短髪で、もさっと感がなくて、透いたような軽い感じ
サイドの広がる生え癖を抑えて縦にスタイリッシュな感じ
しっとり保湿があってまとまりが良く、ごわつかない。ぱさつきが少ない
ワックスはつけないのでトップは保湿でぺたっとなるけどそれでいい
ドライヤーだけで髪のおおまかな流れを作ってまとめられる
シャンプーの種類を選ぶ
まず自分の髪は乾燥性だから保湿力のあるシャンプーを選びたい
そしてフケ、かゆみを抑えるために洗浄力の弱いシャンプーでなくてはならない
それには男性向けの洗浄力の強いシャンプーではなく、女性向けのシャンプーを選ぼう
さらにアミノ酸系シャンプー(女性向け)と絞られるね
ごわつくのを防ぐために髪のダメージケアも必要だけど、それはトリートメントに任せる
さらさら、ボリュームは求めない
ハリや艶は欲しいかも。女っぽいかな?
シャンプー候補
・リマーユセット(リバテープ製薬)
・コラージュフルフル(持田製薬)
・NOV ヘアシャンプーM(NOV)
軌跡
最終更新:2014/3/3
リマーユシャンプーを半年間以上使い続けましたが、フケかゆみにはあまり効果的ではありませんでした
そこで病院と相談したところ、やはり私はフケかゆみが多い頭皮湿疹が出来やすい体質だったことが分かった。ただ症状を抑えることはできる。体質だからとあきらめずに、立ち向かっていくことが重要だと説明されました
対策は以下になりました
・シャンプーをコラージュフルフルに変える(これでフケかゆみの原因菌を抑える)
・以前アンテベートローションだけでは効かなかったので、今回はアンテベートローションとニトラゼンローションの混合薬を調合し、それを使う
・飲み錠剤 タリオン錠、ワカデニン腸溶錠、リボビックス錠を服用する
この3つの対策を実践すると、なんと三日で頭皮からほとんどかゆみがなくなった。素晴らしい効果
これをとりあえず二週間続け、減感作療法の要領で徐々に薬を減らしていく
今ではコラージュフルフルのみで、時々かゆみが感じられると思ったら混合薬を頭皮に塗るだけで症状改善にまで至っています。飲み錠剤はもうほとんど使わない
コラージュフルフルは病院や薬局でも推奨されているフケかゆみに悩む方専用の薬用シャンプーなので、同じ症状で悩んでいる方はぜひお試しを。あとは自分だけで解決しようとせず、病院に行ってお医者さんとともに治療するということが重要なのだと思います
2014年3月現在、髪の悩みに関しては一応の解決を見たので詳細を載せておきます
前回までの報告では、コラージュフルフルと薬を使って良い感じになったということでしたが、それをずっと続けていくのは困難でした。コラージュフルフルだけ薬なしではやはりかゆみやフケは感じられます
ということでよりよいシャンプーを探すためにコラージュフルフルを替えました
このとき自分がスキンケアで愛用していたNOVというメーカーが、ふけかゆみ専用のシャンプー「NOV ヘアシャンプーM」を発売したと聞いたので、思いきってそれを試すことにしました
はっきり言って効果はばつぐん。今まで試してきたどんなシャンプーよりも優秀です。フケかゆみはほとんどなくなりました。髪のかゆみに悩まされない生活がこんなに快適なのかと驚きました
なぜNOVが私に合ったのか、それは分かりませんが、NOVと私の関係について少し説明しておきますね
私は敏感肌なので市販のスキンケア用品を使うとすぐに赤みが出てきてしまう体質でした。皮膚科医に相談したところ、NOVの石鹸サンプルを貰ったのでそれを使ってみることに。NOVの石鹸は自分の肌に合っている気がしました。赤みもなくなってにきびも徐々に減っていったので、思いきってスキンケア用品一式を低刺激のNOVブランドに乗り換えることにしました
NOVの石鹸(洗顔用と身体用)、ハンドクリーム、美容液、クリームなど・・・
どれも肌トラブルがなく、自分の肌に合っています。特にハンドクリーム、今まで病院のステロイドまで使って治そうとしてきた指先のがさがさの乾燥が、NOVのそれを使うようになってからみるみる良くなっていって、肌のバリア機能も回復していきました。今では冬の季節になっても何も付けなくてもふっくら乾燥せずの状態が続くまでに回復してます
今ではスキンケア用品は全てNOVブランドで揃えています
という私の肌と相性のいいNOVなので、おそらく髪のほうもよく効いてくれたのだと思います
NOVのヘアシャンプーMにする前まで、5年以上ずっと髪のフケかゆみで悩んできた私ですが、その闘いの中で学んだ髪のことについて今回ここに紹介しておきましょう。同じ髪のフケかゆみで悩んでいる人たちのために、少しでも参考になればと思います
髪のフケかゆみを抑えるには、本当はどういうケアが効果的なのでしょうか。個人的に大事だと思う順に列挙していきます
①シャンプーを低刺激性の物に替える
髪のフケかゆみを抑えるのに一番大事なことは、地肌に刺激を与えすぎないことだと思います
地肌の刺激に関わる事柄はたくさんありますが、その中でも一番関わっていると言っていい事があります。それがシャンプーです
シャンプーには高級アルコール系やアミノ酸系など様々な種類があります(シャンプーの種類についてはシャンプーの基礎を参照)
その中でも一番多いのが、高級アルコール系シャンプーです。薬局などで売られている一般的なシャンプーのほとんどがこれに属します
高級アルコール系シャンプーの特徴は洗浄力が強いことです。頭皮のことを考えても、シャンプーにはある程度の洗浄力が求められますが、それが強すぎても頭皮の本来の保湿力(油分)までも奪ってしまい、乾燥状態に陥ってフケかゆみの原因になることがあります
全ての人がそうというわけではないですが、フケかゆみで悩んでいる人の多くがこうした洗浄力の強いシャンプーを使っていることが原因といわれています
アミノ酸系シャンプーはマイルドな洗浄力が特徴で、高級アルコール系シャンプーより地肌には優しいです。フケかゆみで悩んでいる人はまずこのアミノ酸系シャンプーの導入がおすすめです
しかし、アミノ酸系シャンプーは値段が高いことがデメリットです。また、アミノ酸系シャンプーと一口にいっても様々な製品があり、配合されている成分もそれぞれ異なります。アミノ酸系シャンプーだからといって一様にシンプルな成分とは限りません。その他の(有効成分以外の)さまざまな成分も自分に適合するかが、自分のフケかゆみが改善されるかどうかに直結します
私の経験からいうと、”アミノ酸系シャンプー!”と詠っている製品は逆に当てになりません。それはアミノ酸系シャンプーではないという意味ではなく、自分の髪に本当に合うかどうかという意味です
それならば”低刺激性、無香料、無着色”のシャンプーの中から探したほうが良いとさえ思います
それから広告にまどわされないことです。大量生産されている安価なシャンプーは、たいていあなたの髪をもっとひどくする高級アルコール系シャンプーです
自分に合うシャンプーを探すのが難しい場合は、病院に行くのもおすすめです。私の場合は、病院に行って「コラージュフルフル」をおすすめされましたが自分に合わず、今のNOVにたどり着きました
それから適度に泡立ちの良いシャンプーを選ぶことも大事なことの一つです。泡立ちが良いとシャンプー時の地肌への負担を軽減することができます
②一日一回の洗髪
確かにこれは個人によると思います。特にフケかゆみに悩んでいない人であれば二日に一回の洗髪でも特に気にならないでしょう。しかし少なくともフケかゆみで悩んでいる人であればこの頻度が参考になると思います
私もかつて、髪への刺激を減らすためにシャンプーを二日に一回にしたことがありましたが、ますますフケかゆみがひどくなり3週間で断念した経験があります。シャンプーによる髪へのダメージを減らすことも大事ですが、髪をシャンプーで適度に清潔に保っておくのも大事なのだと学びました
一日に二回以上の洗髪は明らかにやりすぎです。地肌の本来の保湿力(油分)までも奪ってしまいます。なので一日一回の洗髪が最適です。ただし、その一回の洗髪は丁寧にしっかりシャンプーすることが大切です
洗髪する前に髪を十分濡らしておくのも大事です。お湯で事前にある程度の汚れを落としておけば少量のシャンプー量で済みます
シャンプーは一日に一回という意識で丁寧にしっかりします。生え際も忘れずに
③そのほかのポイント
洗髪するときに手に取るシャンプーはしっかり手で泡立ててから髪に付けることが大事です。くれぐれもシャンプーの原液が地肌に付いてしまうことがないようにしましょう。私の場合は、洗顔用泡立てネットをシャンプー泡立て専用として使っています。モコモコに泡立てた泡で髪を洗います
髪を洗うときは指の腹でマッサージするように隅々を時間をかけて丁寧に洗います(特に生え際)。指先や爪で頭皮を洗うと取り返しのつかないことになりますので厳禁です。髪を洗い流すときも、シャンプーするとき以上に丁寧にしっかりと洗い流すようにしましょう。あくまで目安ですが、事前に髪を十分湿らせてお湯で汚れを落とし、シャンプーして、洗い流すという一連の洗髪に15分以上かけられると理想です
ドライヤーは髪が短くない限りできるだけ使うようにしましょう。髪は水で湿っている状態が一番傷みやすいので避けたいところです。ただしドライヤーの乾かしすぎは頭皮や髪を傷めるので、ドライヤーは短時間で終わらせるようにしましょう。そのために、ドライヤーする前にしっかりタオルドライで髪を乾かしておくことが大切です
フケかゆみで悩む人はこれが一番辛いのですが、頭がかゆいときでも我慢して掻かないことがとても大事です。じんましんのかゆみは、掻けば掻くほどより強いかゆみになって戻ってくる性質があるのを知っていますか?かゆみは掻くともっとひどくなるのです。我慢しましょう。これは私も辛かったことです
それから普段から頭皮をあまり触らないようにしましょう。髪をいじる程度は別に問題ないと思いますが、頭皮に直接触れることはあまり望ましいこととは思えません
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以上、フケかゆみに悩まされてきた私が経験から学んだことです。①と②は特に大事だと思ったので特筆しました。③も私の中ではとても大事なことです
私なりの洗髪の仕方についてはシャンプーの基礎のほうに詳しく述べていますのでそちらもぜひ参考にしてみてください
フケかゆみは治せます。一番ダメなのは、治せないと思って諦めてしまうことです。絶対に治すんだという強い意志をもって、いつか理想のヘアケアを見つけてください!(応援してます!
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