●23 23才(B)

23才・春

・「現状維持は衰退の始まり」<原昭彦[成城石井 社長]>

・新しいビジネスを売り込むときは、まず信用を買ってもらう必要がある

・「誰を幸せにしたいのか、最初から目的を明確にしておかなければ起業してもうまくいかない」<三原邦彦[ビースタイル社長]>

・「万人向けの製品は売れない。製品には個性[ブランド]がなければならない」<山中勉[伍魚福 会長]>

・新しいお金の流れに「クラウドファンディング[群衆から資金を調達]」というものがある。「READYFOR?」などがその代表例だ。一見すると善意の寄付だけで多くのお金が集まるのか疑問に思う。だがたとえ見返りがほとんどなくても、人は価値があるものには寄付をする。人が価値を置くところにはお金が生まれる。「READYFOR」社長の米良はるかはこう言っている――「関与したい気持ちがお金の流れを生む」と

・旅館「里山十帖」は十個の体験ができるリアルメディア。新しいライフスタイルを提案する雑誌「自遊人」に載っているライフスタイルが実際に体験できるという意味のリアルメディアだ。十個の体験とは、衣料、食事、住まい、農業、環境、芸術、遊び、癒し、健康、集いのこと

・「この雑誌を嫌いだという人もいれば、最高だという人もいる。それでいい。好き嫌いがあるということは個性があるということ。個性がなければ面白くなくなってしまう」<岩佐十良[自遊人 社長]>

・製品は「消費者にその製品がどれだけ寄り添えるか」が重要である。故障しない、愛用できるというのもその一つである

・人にアイデアを聞かされて「なんだ、そんなことか」と思う簡単さと、そのアイデアを思いつく簡単さは同じではない

・「お客様の満足をつくるのは社員。だから社員の幸せを考えた上でのお客様の満足である。ただし、金銭的な社員の満足だけではなく、一人一人の社員が成長することを目標としなければならない」<平松季哲[たこ満 社長]>

・「『すみません』より『ありがとう』を言い続けたほうが幸せになる。だって皆から喜ばれますから」<平松季哲[たこ満 社長]>

・目標を立てることによって得られる精神的利益はあるが、目標によって縛られることがないようにしなければならない。つまり、それが絶対的な目標ではなく、目標に近づいてゆく中で出てくる理想と現実のギャップにも対応できるような柔軟な目標であることが望ましい。目標を立てるのが悪いのではなく、目標にしばられてしまうことが良くない。デメリットがあるからといってすべてをやめてしまうのではなく、いかにデメリットだけを取り除いてメリットを享受できるかを考えるべきである

・「自分にしかないストーリーを個性として磨き上げれば必ず生き残れる」<金井啓修[御所坊 主人]>

・個人的意見であればそれが相手に理解されようとされまいと関係ない。しかしビジネスならば自分の考えを相手に理解してもらわなければやっていけない。集団社会に関わるとはそういうことである

・苦しい、悔しい、この苦しさをどう次に生かすか

・<最近心がけていること>
Googleのように、短くシンプルに。不要なものは排除し、本当に必要なものだけを揃える

・相手を鼓舞する言葉「〜の代わりなんていくらでもいる。お前の代わりはいないんだよ」

・「挑戦なくしては得られない果実がある」<アニメ『英国一家 日本を食べる』>

・家に通報ボタンを設置し、有事の際にそのボタンを押すことで即時に警察に通報されると同時に、警察が来たと思わせる擬似音――例えばパトカーのサイレン――を屋外スピーカーから流すことができれば犯罪抑止に効果的ではないか

・Googleスタディによれば、一人が会話を独占するような状況では、ほかのチームメンバーは自分のアイデアを話したり、誰かの意見を聞いたり、人のミスを修正したりすることがやりにくく感じるそうだ。実際一番協同的なGoogleチームの会議では、その会議において一人だけの発言が80%あるいはそれ以上を占めることはないという。会議に参加する全員に平等な発言の機会を与えることで結果的に収益を伸ばすよりよい会議が行える

・好きな仕事を一生続けるか、一時のビジネスで大金を稼いで暮らすか

・アメリカの食品スーパーは人気商品である薬と牛乳を店の一番奥に置くことで、客に長く滞在させる戦略をとっている

・ブライアン・ワンシンク博士の有名な実験「Bottomless Bowls」では、小さなお皿と大きなお皿のニつのパターンでアイスクリームを食べさせたとき、大きなお皿だとより多くのアイスクリームを食べないと満腹感を感じないという結果が出た

・<Googleが掲げるデザイン原則>
1.人々に焦点を当てろ――彼らの生活、彼らの仕事、彼らの夢に
2.すべてはミリセカンド単位で数えろ
3.シンプルにすると強力になる
4.初心者ユーザーを引き込み、上級者ユーザーを魅了しろ
5.革新に挑め
6.世界に通用するデザインを
7.今日と明日のビジネスのために計画せよ
8.気を散らさず、目を楽しませるようにしなさい
9.人々の信頼にふさわしいようにしなさい
10.人間味を加えなさい

・パティシエにとってはお客さんに「あなたの作ったケーキの味が忘れられない。いくら高くても食べたい」と言われるのが最高の褒め言葉である。誇りを持って仕事をしている人のモノを褒めると相手は嬉しくなる

23才・夏

・やるべきことをやる時に、時機を『待つ』というのはとても重要なことだ
【参考:100分de名著『西郷隆盛』。<23才・夏>】

・「機会には二種ある。求めずに訪れる機会と我々の作る機会とである。世間でふつうにいう機会は前者である。しかし真の機会は、時勢に応じ理にかなって我々の行動するときに訪れるものである。大事なときには、機会は我々が作り出さなければならない」<西郷隆盛>

・上杉鷹山は消えかけた炭火の火種に息を吹きかけると火が蘇ったのを見て、これから自分が治めんとするこの貧困で荒れ果てた土地を改革することは不可能ではないと悟った。何をやるべきかをよく心得ているなら、消えかける炭火の火種のように、それがどんなにピンチであろうとも必ず蘇らせることができる

・仕事とは幸せになるためにするものである
【参考:100de名著『内村鑑三』。<23才・夏>】

・「東洋思想の一つの美点は、経済と道徳とを分けない考え方であります。東洋の思想家たちは、富は常に徳の結果であり、両者は木と実との相互の関係と同じであるとみます。木によく肥料をほどこすならば、労せずして確実に結果は実ります。『民を愛する』ならば、富は当然もたらされるでしょう。『ゆえに賢者は木を考えて実をえる、小人は実を考えて実をえない』。上杉鷹山の産業改革の全体を通じて、とくにすぐれている点は、産業改革の目的の中心に、家臣を有徳な人間に育てることを置いたところです」<内村鑑三>

・Googleは実店舗を持たない

・「新しいものを考えついた人も、それが成功するまではただの変人にすぎない」<マーク・トウェイン>
【しかしここでの成功とは社会的な成功であって、自己満足ではない。自己満足で十分な人は皆変人である。そして決まって、彼らは幸せそうである。<23才・夏>】

・<仕事に必要な要素>
(1) 好きであること(モチベーションの問題)
(2) ユーモア[笑い]があること(人間関係の問題)
(3) オンとオフの切り替えがあること(仕事の問題)

・勝負はどんなにリードしていても気を抜かないこと、最後まで攻めること、圧倒的な強さを見せつけて勝つこと
【スポーツから学んだ。<23才・秋>】

23才・秋

・業務上のミスを防ぐ上で大切なことは、しつこいくらいの再チェックと連絡

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