●21 21才(B)

21才・春

・その顧客が質問してくる背景を見る。その背景が本当に解決してほしいこと。表面的な質問を解決するのだったら誰でもできる

・ここは静かに見直したい

・「迷ったら、遠回りしてでも尾根に登れ」

・「試行錯誤と思ってやるな。うまくいくと思ってやれ」

・「能力ではない。どのような選択をするかだ」

・「地図と土地とは別のものである」<グレゴリー・ベイトソン>

・新しい使い方を発見したとき、「そういう使い方をするんだ」とこう言うことがある。しかしそんな言い方では、まるでその“もの”がそういう使い方しかできないというような、限定的な意が暗に含まれているように感じる。なので「そういう使い方もできるんだ」と、こう言ったほうがいいと思う

・家業の成功には大きな代償を伴うことを、グリーン家の人たちは思い知った。田舎で農業を営む彼らの家屋は、生活の場であると同時に、仕事の場でもあった。しかし、商売の利益が順調に上がる一方、屋内で使う重機の振動のせいで、屋根や壁が少しずつ傷んできた。このまま商売を続けていたら、五年で傷みが進んで建物は危険になり、住めなくなってしまうだろう。かといって、新たに家屋を建てたり、必要な修理を施したり、構造を補強したりする金銭的余裕はなかった。グリーン夫妻は子どもたちのために家を守ろうと決めた。だから、生産量を落として、これ以上傷みがひどくならないようにした。十年後、夫妻は亡くなり、子どもたちが遺産を相続した。けれども、農家の建物はばらばらに崩れつつあった。やってきた建設業者は首を横に振り、きちんと建てなおすには百万ポンドかかると言った。以前から会社で経理の仕事をしていた末の弟は、顔をしかめ、両手で頭を抱えた。「もし建物のことを気にせずフル稼働で生産を続けていれば、建てなおせるだけの資金を、五年前には稼げていたはずなのに。十年間も生産量を落としていたせいで、僕たちの資金はなくなってしまったよ」。両親は資産を残そうとした。それなのに実際は台なしにしてしまった

・占いを続けててなかなか期待した効果が現れない場合。まず一番先に疑われるのは、占いそのものが効果と何の関係も持たないと疑うことだ。だがそれだけではない。思うような効果が出なかったのは、占いが効かないからではなく、その人の占いのやり方が正しくなかったからではないかとも疑うべきだ。つまり原因を突き止めたあとの選択肢は、やめてしまうか、またはやり方を見直すかのどちらかになる

・「達人は抑制によってその道を極める」

・人が信頼するための要素が二つある。真実味と説得力だ。また違うふうにいいかえればそれは、技術力とマーケティングである

・「挑戦とは、集中するためのツール」

・「賞賛による堕落から逃れる方法はただ一つ。仕事を続けることである」<アルベルト・アインシュタイン>

・「伝えたいことを整理して伝えるのがブランディング」

・昇進させる仲間にこう言いそえると効果的だろう。孔子が言った、「君子は小さな仕事はむかない。小人は大きな仕事はむかない」<孔子>

・「挫折を経験した事がない者は、何も新しい事に挑戦したことが無いということだ」<アインシュタイン>
»»挫折を避けてはなりません

・「成功者は必ず、その人なりの哲学をもっているものだ。その哲学がしっかりしているからこそ、成功者の人生は揺るがないのだ」<孔子>

・同業者は味方、地域も味方。みんなが自分の強みをもちよって、協業していく

・他人にとって重要なのは成功したか失敗したかということ、あるいは善か悪かということ。だが自分のために一番大事にしなければならないことは、学ぼうとする気持ちだけです

・「少量をうまくやる方が、大量にまずくやるよりもよい」<ソクラテス>

・<依存しているゲームを辞めたい場合>
(1) 従量制にするのがよい。たとえば一週間に七時間分の遊び時間を与える。その一週間のうちで七時間をどう使うかは自由だが、超過してはいけない。。一週間ごとに集計を行い、今回の週でどれだけの遊び時間を余したかによってごほうびの質が決まる。こうすることで、自分の行いがめぐって自分に返ってくるようなシステムができあがる
(2) そのゲームを連想させるようなものは極力避ける。たとえばサッカーのゲームを辞めたい場合、サッカーの試合やニュースを観るのを避けるといったぐあい

・なんでも結論を先に言うべきです

・ペットボトルのお茶の勢いに押されていたあるお茶会社は、練り茶で茶柱を作りそれを一人前の粉末とともにカプセルに入れ、茶柱が必ず立つお茶を考案し成功した

・まずいドリンクを「罰ゲームにどうぞ」で完売

・「リスクを冒さない決定は決定ではない。だから私は『7・3の原理』で、7分どおりいけそうなら、断固たる意思決定をしている。とりあえずやってみる、ということが重要なのだ」<立石一真[オムロン創業者]>

・「リスクを恐れるな。逡巡するからライバルの後塵を排する羽目になる」<立石一真[オムロン創業者]>

・「ダメと決めつけるのはたやすい。しかし、改善の余地ありでなければ、創造の将来はない。『まずやってみる』が我々が築きあげてきた企業文化なのだ」<立石一真[オムロン創業者]>

・「最もよく人を幸せにする人が最もよく幸せになる」<立石一真[オムロン創業者]>
»»社会に技術で奉仕し、技術で人を幸せにしてきたオムロンの足跡を背景にしてみるとよい

・後にやることがやりやすいように予備しておくとよいです。くちばしクリップ(髪どめ)で前髪をとめるときに、それがとめやすいように前もってもう一つのクリップを使って髪の根元をおさえておくと、根元付近の短い髪の毛の枝毛も上手に留めることができます

・「まず概念をつくる。目標を明確にする。その次に、地道な作業をしていく」<武藤真祐[祐ホームクリニック理事長]>

・「情報は共有が大事」<武藤真祐[祐ホームクリニック理事長]>

・今の事業を続けていて不安なこと期待できること、これからの社会情勢、どう事業をきめていったらよいだろうか、などの「どうマネジメントしてゆけばよいか」について思ったことをメモしていく「提案リスト」を用いるとよいと思います。またその「提案リスト」をできるかぎり仲間全員と共有することです

・「得意分野をどこまでも、深く」<三宅 峰三郎[キユーピー社長]>

・体制改善、事業見直し、新事業の提案、事業にかんするあらゆることについての改善・意見を仲間全員がトップに提案できるような体制をつくるべきです。その体制の一つに、仲間がどんなささいなことでも気軽に提案できるようにするために、提案による改善がみられたときにはその人に対して何かしらのフィードバックを行う、というのがよいと思います

・キューピー[会社]はお中元とお歳暮の毎年二回、社員の親に自社ブランドの商品を送るという習慣がある。また、月千円分、半年ごとに会社が親に仕送りするという「親許[おやもと]送金制度」がある。この制度をする理由は社訓に「親は大切にしなさい」という教えがあるからだ

・「地元が認める店こそ本物」
「地元の活発化が目的ならば、まず地元の産物を売ること[地産地費]。そして観光客より地元の人を大切にすること」
「メインは商品の魅力。これをちゃんとすればゆるキャラがなくても商売はできる」
<中澤さかな[道の駅駅長]>

・子曰く、「近き者説[よろこ]べば、遠き者来たらん」<孔子>
»»近くの人たちがよろこぶようにすれば、遠くの人たちは自ずとやってくる

・内子フレッシュパークからり[道の駅]では、「地元家庭産」というのがある。そこでは地元の人たちが半ば趣味や健康のために、たとえば奥さんがシフォンケーキを作ったり、庭の花を摘んできたり、木でちょっとした作品をつくったりしたものを並べているので、他にはない独自の道の駅になっている。また必ず生産者の電話番号をのせているので、「おいしかったから郵送してください」とファンが直接連絡してくることもあるという

・「自分の価値は自分で決める。これが労働者の本当の願い」<野田文子[内子フレッシュパークからり]>

・「直売農業は自分の知恵で勝負ができます。自分の価値を自分で決めることができるのです。農業の喜び、経営する喜びがここにある」<野田文子[内子フレッシュパークからり]>

・ある土地を利用したいというとき、土地を所有している人に対して「土地の所有と利用の分離(一定期間の間その土地を利用する)」のシステムを持ちかけるという方法

・全員一致でないと企画は実行されないとなると、賛成者が反対者を説得しようと頑張る

・商店街は業種がかたよらないようにするのが大事。高松丸亀商店街はいくつかの業種のかたまりごとに分けて構成されている

・「地方分権を迎えるなかで、 地域に税金を落とすシステムを作らなければいけない。地域の中で循環して経済が回る仕組みを作らなければいけない」<古川康造[高松丸亀商店街理事長]>

・供給を用意して需要を待つのではない。需要も積極的に高めていく努力が重要

・中心にドームを作って、そこから外側に向かって業種別に何本もの通りが延びる、このような構造の商店街はどうか

・地域に構える店は、その地域にいかに溶け込めるかがKFSです。コミュニティバスの運営が赤字でもやめない、むしろそれを他で活かす商店街があります。地域とのコミュニティが大事です

・「地域の住人ではない人たちが土地を所有しているケースは、ほとんどコミュニティが崩壊している」
・「コミュニティさえ残っていれば街は再生できる」
<古川康造[高松丸亀商店街理事長]>

・失敗したところを見に行く

・いかに価値を保ちながら費用を削減できるところは削減していくか。ただし費用を削減するために価値を下げるというようなことはあってはならない

・「人に従うことを知らないものは、よき指導者になりえない」<アリストテレス>

・「生まれの良い人、権勢のある人、富裕な人は、名誉を受けるに値するとみなされている。だが本当は、善い人だけが名誉を受けるに値するのである」<アリストテレス>

・「泳ぎ方を知ったからといって直ちに泳げるようになるわけではない」
»»「わかること」と「できること」は違う

・<化粧の役割>
(1) 間に合わせの表面的解決
(2) 補正

・「今の事業が興隆を極める今こそ、ためらうことなく次なる事業の準備を行わなければならない」<波多野鶴吉[GUNZE創業者]>

・「成功事業に落ち着かず常に新しいことにチャレンジしていくことは大切である。ただし、新しいことにチャレンジするのも、自分たちがこうありたいという夢なくしてはできない」<児玉和[GUNZE社長]>

・「織物は縦糸と横糸がきちっと織られて良い織物ができる。企業も同じだ。縦糸は創業者から受け継がれてきた企業の精神で、これはぶれずに強くしっかりしていなければいけない。他方、横糸はその時代時代に合った経営戦略、事業、商品を織り込んでいく糸で、ここには多彩な色や素材を模索するべきである」<児玉和[GUNZE社長]>

・「永遠の理想=危機感の源泉」

21才・秋

・事業とはゲームのようなものです。ゲームにはルールがありますが、いつも同じルールではやがて飽きてしまいます。果たすべきことは果たす、これはたしかに大前提ですが、それを満たすうえでは、ルールに柔軟性をもたすべきです

・「自分でなければできない仕事をなるべくなくす。もしそのような仕事しかなければ、あなたの能力や時間の限界以上に事業を広げることはできない。自分がいなくてもお客さんが満足するような仕組みをつくらなければならない。誰がやっても、常に最高のサービスを提供できるような仕組みをつくらなければならない」<マイケル・E・ガーバー>

・「本当の信頼関係は『お互いをよく知ること』で築かれる。知るためには相手の人柄や行動パターン、もっている知識や興味の範囲を知らなければならない」<マイケル・E・ガーバー>

・「起業家の視点と職人の視点との違い」<マイケル・E・ガーバー>
・起業家は『事業が成功するにはどうするべきか?』を考え、職人は『何の仕事をするべきか?』を考えている
・起業家にとって、会社とは顧客に価値を提供する場所である。その結果、利益がもたらされる。職人にとって、会社とは自己満足のために好きな仕事をする場所である。その結果として、収入がもたらされる
・起業家は、最初に会社の将来像を確立したうえで、それに近づくために、現状を変えようとする。一方で職人は、不確実な将来に不安を抱きながらも、現状が維持されることをただ願うばかりである
・起業家は、まず事業の全体像を考えてから、それを構成する部品を考える。しかし、職人は、事業を構成する部品を考えることから始まり、最後に全体像がつくられる
・起業家は全体を見渡すような視点をもっているが、職人の視点は細部にこだわりがちである
・起業家は自分の描く将来像から逆算して現在の自分の姿を決めるが、職人は現在の自分を基準に将来の自分の姿を決めてしまう

・「起業家にとって大切なことは、その事業で何を提供するかではなく、どのようにして提供するかである。商品よりも、それを提供する方法が重要なのだ」<マイケル・E・ガーバー>

・「はっきりとした顧客像をもたないかぎりは、どんな事業でも成功しない」<マイケル・E・ガーバー>

・「フランチャイズにみられるような仕組みの固定化はいわゆる事業のパッケージ化である」<マイケル・E・ガーバー>

・「偉大な事業とは、非凡な人々によってつくられたものではない。平凡な人が非凡な結果を出すからこそ、偉大なのである。必要最低限の能力でもうまく経営できるような仕組みをつくらなければならない」<マイケル・E・ガーバー>

・「たいていの経営者は、能力の高い従業員がお気に入りである。なぜなら、そういう人には仕事を任せられるので、自分の仕事が楽になると思い込んでいるからである。つまり、彼らは経営を委任しているのではなく、放棄しているのである」<マイケル・E・ガーバー>

・「子どもなら、親とともに暮らすしか選択肢がない。しかし、顧客は他のどこにでも行くことができる。そして、実際にどこかの店に行ってしまう。商品・サービスの質が高いことも大切だが、それ以上にいつも同じ商品・サービスを提供し続けることのほうがずっと重要である」<マイケル・E・ガーバー>

・「イノベーション→数値化→マニュアル化」<マイケル・E・ガーバー>
【ここでのイノベーションとは、最善手の模索のこと。<21才・秋>】

・「単純なことだろうか? 単純なことだ。簡単なことだろうか? いや、簡単なことではない」<マイケル・E・ガーバー>

・「いったい『価値』とは何だろうか? 商品とは、顧客が店を出るときに、実際に手にもっているものである。価値とは、顧客が店を出るときに、感じるものである。顧客が何かを感じるとすれば、商品に対してではなく、お店や事業全体に対してである。事業を成功させるためには、この違いを理解しなければならない」<マイケル・E・ガーバー>

・システムが顧客を満足させる。優秀な従業員ではない。また、システムは従業員も満足させる

・「お客さまはいつも正しいとはかぎらないが、正しいかどうかにかかわらず、お客さまを満足させるのが私たちの仕事である」

・「知識や経験をフルに活用して、未知のものに取り組むことこそが事業であり、新たな挑戦があるからこそ成長するチャンスがあるのだ」

・「事業とはゲームのようなものである。従業員は毎日の仕事の中で、挑戦を重ね、自分を高めることができる。経営者の仕事は、ゲームのルールをつくることである。よく考えてルールがつくられているほど、ゲームは面白くなり、従業員の意欲を高められる。業績のよい企業は、ゲームのルールづくりに成功しているといえるだろう。適切なルールをつくることで、従業員を動機づけ、思い通りに働いてもらうことができるようになる。彼らをゲームに引き込むためには、まずゲームのルールをうまく伝えて、その面白さを理解してもらわなければならない」<マイケル・E・ガーバー>

・新人への従業員の教えかた、その態度もシステムのうちである

・人がミスをしたり仕事ができないのは、その人のせいというより、システムのせいのほうが大きいと考えるべきです

・「伝達する手段は、伝達する内容と同じくらい重要である」<マイケル・E・ガーバー>

・「期待とは、これまでの人生の蓄積によってつくられた価値観である。顧客は期待を通して自分の望む商品を手に入れる」<マイケル・E・ガーバー>

・「未来はすでに訪れている。ただし、あらゆる場に等しく訪れているわけではない」<ウィリアム・ギブスン[SF作家]>

・「話題性があるということは、差別化ができている証拠である」<マイケル・E・ガーバー>

・「勝兵は先[ま]ず勝ちて而[しか]る後に戦を求め、敗兵は先ず戦いて而る後に勝ちを求む」<孫子>
「勝利の軍隊というのは、まず計画の段階で十分な勝算がある。それが分かってから実際の戦争をはじめる。それに対して敗れゆく軍隊というのは、とりあえず戦ってみて、そのあとで勝ちを求めようとするから敗れてゆく」
»»分析・予想をせずして戦ってはならない。戦いは、先ず分析において勝った場合にのみ実際に行うべきだ

・「百戦百勝は善の善なる者に非ざるなり。戦わずして人の兵を屈するは、善の善なる者なり」<孫子>
「百回戦って百回勝つというのは最善の策ではない。戦闘力をつかわずに、人の兵を屈する、これが最上の善である」
»»戦わずして勝つ。両者の力が拮抗している場合の戦争というのは、勝者がどちらにせよ、お互いの経済的負担は大きいものだ。自分らの負担を最小限に抑えるには、戦う前に敵との間の軍事力の差を開く努力をするべきだ。それが戦う前にすべきことである

・組織はどうあるべきか。一つ、ルールを作り、それに従わせること。従わない者は、その上司に懲罰を下す。二つ、将軍[上司]には威厳を持たせること。将軍は王から全権を委任されて軍を動かす。全権を委任されたあとは、たとえ王の命令であろうと言うことを聞かない。孫子は、自分の命令を聞かない部下の責任は上司である王の妃にあるとして、王の妃を斬首したという。将軍はそれぐらいの威厳を持たなければいけない

・「将[将軍]とは、智[知性]、信[信頼]、仁[思いやり]、勇[勇敢さ]、厳[厳しさ]なり」<孫子>
»»将軍[リーダー]に求められる資質は五つあり、その全体のバランスが重要である。順番が重要で、この中で最も大事なのは智である。組織を統括するときに一番大事なのは“冷静な判断力”である

・「卒[そつ]未だ親附[しんぷ]せざるに、而も之[これ]を罰すれば則ち服さず」<孫子>
「兵士は、優しくすれば親しんでくれ従ってくれる。だからまずは優しく、信頼関係を保つ、これが先。信頼関係ができたら今度は厳しく罰を適用していく。この順番が大事。はじめから厳罰だけでは反感を買って、信頼は得られないぞ」

・「戦道[せんどう]必ず勝たば、主は戦うなかれと日[い]うも、必ず戦いて可[か]なり」<孫子>
「もし計画段階で勝つことができるならば、たとえ君主が戦ってはいけないと言っても、戦っていいのだ」
»»現場のことは現場の人間が一番よく知っている。だから最終的な判断は現場の人間に任せなさい

・「進んで名を求めず」<孫子>
「名声を求めて進んではならない」

・<ヒトラーの人心掌握術>
・演説の際、人びとのざわめきが完全に収まるまでじっと待つ。人々がすすんで耳を傾けるようになってから話しはじめる
・「人びとはすぐ忘れてしまう。ポイントをしぼってひたすらくりかえすのだ」 ヒトラーの演説では、同じ言葉をくりかえすのが特徴的
・「自由と幸福は突然、天から降ってはこない。すべては諸君の意思と働きにかかっている」<ヒトラー>

・「兵の形は、実[じつ]を避けて虚を撃つ」<孫子>
「軍隊というのは、敵の充実したところを避けて手薄なところを撃つ。では実と虚はどのようにして知るか。それは情報によってである」
»»ここに“スパイ”を使った諜報戦が密接に関わってくる

・「利をちらつかせよ」<孫子>
»»人間というのは利害で動く。敵も味方も冷徹な目で観察し、自らが主導権を握るのだ

・「リーダーは火をつけるのであって自分が燃えてはいけない。いかなる事においても冷静な判断力が大事である」<孫子>

・「上下欲を同じくする者は勝つ」<孫子>
「組織は上の者から下の者まで同じ方向を向いていることでエネルギーが保たれる」

・孫子の理想の軍隊は“水”に象られる。くみ上げればそれぞれの形に変わり、ひとたび勢いがつけば大きな水害を作り出す。臨機応変[参考→風林火山]に対応する軍隊こそが理想である

・人と人が協力し合うためには、信頼が欠かせない

・ネットワーク効果=サービスの利用者数が増えるほど、サービスの質が向上する現象

・社会で格差が大きいほど、社会に漂う不安感は増す

・友達のなかでも気が合う人と合わない人が確かにいるように、仕事にも合う合わないがあるものです

・「なにを買い、所有するかより、なにを創造するかを通じて自分を表現するほうがはるかに良い」<リンダ・グラットン>

21才・冬

・「一人ひとりが自分を見つめ直し、どのような職業生活を送りたいかを真剣に考え、ときには厳しい選択をしなくてはならない。未来の世界を形づくる要因の数々を考慮に入れると、私たちはおそらく、高い生活水準を手にするだけでは満足しなくなるだろう。大量に消費することより、上質な経験をすることが望まれるようになり、『豊かさ』や『贅沢』という言葉より、『幸せ』や『再生』という言葉が職業生活の質を評価する基準としてよく用いられるようになると、私は予想している」<リンダ・グラットン>

・「お値打ち価格というのは、常にお客が決めるものだ。常にお客からみて価値があるかないかが重要なのだ。“お値打ち”というのは決して値段が高い安いではなく、値段以上の価値があればそれがお値打ちなのだ」<赤塚保正[あかつかやすまさ],柿安本店社長>

・「価格設定は一般的には『原価がいくらだから売価がこう』と決められるが、原価積み上げ方式の売価設定は絶対に失敗する。実際に原価率が高くても価値がなければ売れないし、原価率が低くてもお客が価値を認めれば商品は売れる」<赤塚保正[あかつかやすまさ],柿安本店社長>

・<坪田信貴[塾講師]の人の育てかた>
(1) アウトプットを大切に。「分かった?」という質問は一番ダメ
(2) たとえ話は相手の興味があるものを使う
(3) 間違っていても、その中から美点を見つけだす

・「失敗者とは、どれだけ成功に近づいたか気づかず諦めた人だ」<エジソン>
【失敗者とは、どれだけ成功に近づいたか気づかなかった者だ。<21才・秋>】

・「日常生活の中の不都合[不満]が発想の源なんです」<ジェームズ・ダイソン[ダイソン創業者]>

・「ダイソンにはデザイナーはいません。デザインもできるエンジニア[デザインエンジニア]がいるだけです。デザインと機能は切り離せないし、切り離すべきでもありません」<ジェームズ・ダイソン[ダイソン創業者]>

・「素晴らしい製品とは、デザインが良い製品ではなく、機能が良い製品です」<ジェームズ・ダイソン[ダイソン創業者]>

・「何かを大きく変えるのは大変だし、勇気がいります。しかし、根本からの革新でしか、本当に良い製品とはいえないのです。勇気を出して多くの資金をかけることです」<ジェームズ・ダイソン[ダイソン創業者]>

・世界に挑む若者へのアドバイスは?
「私が絶対にしないことのひとつがアドバイスです。唯一できるアドバイスは『アドバイスは聞くな』ということです。人と違うことをして世界を変えたいとします。これまでとまったく違うことをするのですから、アドバイスをできる人はいないはずです。経験なんて必要ありません。経験は過去にうまくいったことであり、将来うまくいくかどうかとは関係ないんです。やりたいことをやって、絶対に諦めてはいけません」<ジェームズ・ダイソン[ダイソン創業者]>

・失敗するのは悪いことではない

・「だが真実はいつもシンプルだ」<村上龍[カンブリア宮殿]>

・「車を愛する人が良い車をつくる」<村上龍[カンブリア宮殿]>

・<ラッキーピエロ[函館のハンバーガーショップ]の地域一番戦略>
(1) 敵の強みと同じ土俵で勝負しない。むしろその逆を行く
(2) 常連客をえこひいきする。割引したり、自社の新年会に招いたり、商品の試食会で批評をしてもらう。常連客をいかにたくさんつくるかが重要なのだ

・商品+サービスが大事。サラヤ[化学メーカー]はアルコール消毒液をただ売るだけではなく、衛生指導や講演も同時に行った

・旭ガラスは社員一人一人の能力を細分化してデータベース化することで、商品開発の際にそのスペシャリストたちを瞬時に集めることに成功している。そのようなキャリアマップはスペシャリスト同士の情報交換にも役立つ

・良い会社とは社長だけが頑張っている会社ではなく、社員も社長も全員が頑張っている会社だ

・大切なことは、自分ができる範囲を知り、それ以上の無理をしないことです。無理をすればそのツケは自分にかえってくるだけです

・「不便なところにビジネスチャンスはある。だが、当たり前だから不便に思わないことは実はいっぱい隠れている」<西川光一[パーク24社長]>

・「無駄な不安を持つより、根拠がなくても自信をもってやろうじゃないか」<石橋榮紀[しげのり]浜中町農協組合長>

・「異端の正統(異端から正統へ)」<浜中町農協の回[カンブリア宮殿]>

・「言われてやる仕事は仕事じゃない」<辻芳樹[つじよしき],辻調グループ代表>

・「管理で人は育たない。人を信じ、その自主性に任せる」<井上礼之[ダイキン工業 会長]>

・トイレをほんとうにきれいにしておきたければ素手で洗うのがいい。汚いと思ってるから手袋を着け、汚いと思ってるからどうせすぐ汚れるだろうと簡単に済ませてしまう

・「店づくりでも商品開発でも、みんなに好かれようとすると普通の店や商品になってしまう」<栗原幹雄[フレッシュネスバーガー 創業者]>

・「大切なことは人に相談しない」<栗原幹雄[フレッシュネスバーガー 創業者]>

・「意外に消費者に対して多様な価値観とか選択肢を与えていない業界が多い」<山井太[やまいとおる],スノーピーク 社長>

・正解を教えるのではなく、考える方法を教える

・考えれば答えは出るなんてそんな甘い世界ではない
【経営について考えていた。<21才・秋>】

・ある分野に縛られないオールジャンルの企業、そのビジネスモデル

SE・「お客様に恥をかかせない」

・「これさえあれば、何もいらない」<Microsoft「Surface Pro 3」のCM>

・提唱するビジネスモデル
かわいい子には旅をさせよというが、現実は親は心配で子を一人旅などにやれない。ならば旅をする子を見張り最悪の事件・事故を防ぐ援助ビジネスはどうか。その他、子にGPSをつけるとか、ヘルプボタンを持たせるとか色々あるが

・100分de名著「菜根譚」に出てくる平泉成演じる街の言葉売り(言葉を売る男)が、私にとっての理想の仕事です。自分にしかできないことを提供し、それが価値になる

・「規模が小さいと全部見てしまう。人間は100%見ると満足する。リピーターにならない。大きすぎて半分も見れないと料金が高いと言う」<加賀見 俊夫[オリエンタルランド会長兼CEO]>

・「真面目に遊んでいる」<敷山 哲洋[日プラ社長]>

・「掃除・雑用は上級生にやらせる。一年生は入ったばかりで緊張しているので、そこで雑用までやらせると疲れてしまう。一年生が上級生になったときに先輩たちのありがたみがわかり、今度は俺たちが一年生を伸ばしてやろうという気持ちになる」<帝京大学ラグビー部>

・お金さえ払えば良いというものではない。その上の“平等か不平等か”で考えなければ顧客を満足させる経営をすることはできない


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