ホラー アクシデンタル 第14話「見えない人間」

ホラー アクシデンタル 第14話「見えない人間」についての記事です
・「あらすじ」:話のストーリーをざっくりと書きます
・「私が思う話の内容」:話の真相、どのような意味が含まれているかを考えます
・「情想」:観ていて気づいたことや思ったことを話の流れに沿って書きます
・「タイトルの意味」:話の内容からタイトルの意味を考えます

第14話と第15話はWeb限定公開ということで、慣れないネットで見ました。いつものテレビに比べて画質は落ちるけど、いつもの通り書いていこうと思います。

あらすじ

1月のある夜の帰り道、主人公の若い女の子が歩いている。

踏み切りを渡り、すぐ右の道を行く。その先には電話ボックスがあり、その中で女が誰かと電話をしている。

主人公と比べると容姿の劣る、暗い雰囲気の女だ。

女の足元には大きい紙袋が置いてある。

歩いていた主人公は電話ボックスにいる女に気づき、足を止めて振り返った。

そして何かに気づいてしまったように目を見開いた。

同じマフラーをしている・・・。

思わず自分のマフラーを確認する主人公。

はらはらした様子の主人公だが、

「真似すんなよ、ブス」

と吐き捨てるようにつぶやいて歩き出した。

ガタンと受話器を置いてじっと主人公を見るその女の目は、恐ろしいほど殺気に満ちていた。

――◎◎場面転換◎◎――

夜、今日も主人公は踏み切りを渡って同じ道を歩いている。

主人公の服装は、前回と同じ赤茶色のコート(フード付き)、銀の鎖の茶色のポケットバッグ、黒のストッキング、冬用の防寒靴、そしてワンポイントリボンの付いた白のマフラー。違いはパンツだけ、前回は黒のショートパンツで今回はチェッカーのミニスカート。

踏み切りを渡って右の道に向かうところでケータイをしまい前を見た。

そこでようやく前回の出来事を思い出した。

なぜなら、今日も電話ボックスの中にあの女がいたから。

前回は受話器をとって電話をしている様子だったが、今回は電話ボックスの中でただ突っ立っているようにみえる。

そして前回と同じ、紙袋が足元に置いてある。

「うわ、またいるやん・・・」って表情の主人公。

それでも主人公は歩き出したが、電話ボックスの横で立ち止まった。

振り返って女を見る。

女の服装は、前回のマフラーに加えて、今日はコートまで主人公とおそろいにしている。

すると女が振り返り、目が合った。

驚いて走り去る主人公。

走りながら、

「なんなのよ、あのババア」と吐き捨てる。

走り去る主人公をじっと見つめる女。

――◎◎場面転換◎◎――

今日の主人公の服装は今までと大きく変えてきている(赤と黒のチェック模様のコートに黒のマフラー)。あの女のことを気にしてからか。

今日は踏み切りを渡る前にしっかりと電話ボックスを確認する主人公。

今日は女はいない。

「そうだよね・・・」

一瞬、頬が緩む。

踏み切りはまだ開かない。

その時、主人公の携帯が鳴った。

メールを確認する。

本文
―――――
ウシロ

首をかしげる主人公。

と、突然背後で足音が近づいてくる。

コツ、コツ、コツ・・・。

そしてその音は主人公の背後で止まった。

おそるおそる振り返る。

顔に包帯を巻いた人が突っ立っている。

あの女だ。

にやっと笑い、そして・・・

瓶に入れた酸性の液体(以下、酸)を主人公の顔にかけた。

その場で倒れ、顔を覆って悶えまくる主人公。

悶絶する主人公を尻目に、立ち去る女。

終了――

私が思う話の内容

女は主人公に恨みをもっていたのではなく、主人公に似せようとしていた。

マフラーから入りコート、髪型・・・と。

そして最後は顔を似せようとした。つまり整形。

しかしそれがうまくいかなかったようで、それならいっそのこと相手の顔を自分(のような醜い顔)に似せてやろうと考え、主人公の顔に酸をかけたのだと思います。

情想

私だったら電話ボックスの前で絶対立ち止まらない。そして次の日からしばらく別ルートで帰りますね。実際に夜道で電話ボックスに人がいたらそれだけで怖いなーって思ってしまいます。

電話ボックスの中に女・・・トリハダ5の「気づくことが恐怖のはじまり」を瞬時に思い出してしまった。

電話ボックスの女、主人公と同じマフラーをしている。マフラーについている黒のワンポイントリボン、主人公は上に、女は下に位置している。

女のコートは主人公と違い、地味なクリーム色のロングコート。髪はロング(主人公はショート)。

女は電話ボックスで口を動かしていたから、本当に電話していたようだ。

電話ボックスの扉は閉まっているように見えたが、女の表情から察するに、どうやら「真似すんなよブス」と主人公が言ったのは聞こえていたみたいだ。

2回目のシーンの女は、前回と同じ紙袋の荷物だが服装が違う。

主人公と同じマフラー(黒いワンポイントリボンは前回と変わらず、主人公は上に、女は下に位置している)にコート。下は白のロングスカート。髪型は変わらない。

3回目のシーン、主人公が電話ボックスを見やり、女が居ないことに安堵したときの表情がリアルで上手い。

“Shimon 件名なし”がずらりと並んでいる。12/12/19が3件、今(?)0:35に一件。

その0:35のメールをタップすると、メール詳細が開く。

差出人:unknown(←不明という意)
宛先:倉森夏希
(件名なし)
1月31日 22時18分
――
ウシロ

メールは誰が送ったのか。今の状況を知りえているのは一人しかいない。まああの女でしょうけど。

差出人:unknownということは女と主人公は接点がなかったということ。

ではどうしてメアドを知っているのか。こわーい。

酸がかけられたのをみてドクロゲキのメインストーリーを思い出してしまった。硫酸ネタは何回見ても慣れないな。

――

酸をかけたときの女の服装をチェックしてみよう。

女が主人公に似せようとしたのは、最初はマフラー、次にコート、そして最後に髪型と顔。

マフラーは主人公に似せた白のマフラー。すごいゆるめに巻いている。ちなみに主人公はこのときは女を気にして黒のマフラーに変更していた。

コートも主人公に似せた赤茶色のコート。一方でこのときの主人公は赤と黒のチェック模様のコートだった。

髪型も、あのロングをばっさり切って主人公と同じショートにしている。

そして顔。

目と口だけ見えて、あとは包帯でぐるぐるに巻いている。

女が自分の顔に酸をかけたというのと、整形をして主人公の顔に似せようとしたという二つの想像ができるが、私は後者のほうだと思う。

話の内容にも書いたとおり、女は主人公に恨みをもっていたのではなく、主人公に似せようとしていた。

マフラーから入りコート、髪型・・・と。

そして最後は顔を似せようとした。つまり整形。

しかしそれがうまくいかなかったようで、それならいっそのこと相手の顔を自分(のような醜い顔)に似せてやろうと考え、主人公の顔に酸をかけたのだろう。

女が自分の顔に酸をかけたのだと思ってもその動機が分からないし、それに酸をかけていたら目と口すらさらけ出せないと思う。

女が主人公に酸をかけたのは、前に自分が酸をかけられたことがあったのか、それとも単に酸をかければ自分のように醜い顔になるからと考えたのか。

女が主人公に似せようとしなかったところは靴とスカート。

靴はOLが履いてそうな靴だ。主人公の靴とは違う。

スカートは2回目以降から履きつづけていた白のロングスカート。

顔整形する前に靴とスカート似せたらどうなの、と普通に思うけど・・・。

そして右手に酸を入れたビン、左手にあの紙袋を持っている。

あの紙袋いつも持ち歩いているけど中身はなんだろう。中身は毎回違うようだが。

色は黄色い。それが透明なビニール袋の中に入っている。衣装か?

中身がなにか教えてくれると思っていたが、結局分からなかった(苦笑

最後、女が去っていくときのシーンで、左に”車両通行止め・・・(省略)・・・しましょう”という案内板が見える。

その下に”石神井警察署 練馬区”と書いてある。

石神井[しゃくじい]は東京都練馬区の南西部に位置する地区。

石神井警察署と書いてあるのだからその近辺を見てみると、西部池袋線と西部新宿線の二路線が通っている。

つまり今回の電車は西部池袋線か西部新宿線のどちらかということになる。

石神井警察署から近いのは西部池袋線。だから西部池袋線の可能性が高い。(しかしこの推測は間違っていたことが後に判明する)

一方で、今回の踏み切りの特徴は、車通行禁止のポール型ボラードが片側に一つ、もう片側(電話ボックス側)に二つある。先端が黄緑の塗色。

さらに、踏み切り渡ってすぐ右の電話ボックスのある道へは段差がない。ということはもちろん路側帯[ろそくたい]もない。

西部池袋線が通る大泉学園駅の近くに似たような踏み切りがある。

踏切を渡ってすぐに右折する道があるし、車が通れないポール型ボラードもある小規模な踏み切り。

しかしここの踏み切りはポール型ボラードが両側に一つずつの配置で、先端は黄土色。それに右への道には路側帯が間にあるから違う。

石神井警察署付近の西部池袋線の踏み切りで他にこのような踏み切りはないみたいだから、ということは西部新宿線になりますね。

石神井警察署の南南西、上石神井駅の近く(東京都練馬区上石神井4丁目12付近)の踏み切りは条件が酷似しているので、おそらくロケ地だと思われます。

ポール型ボラードも2:1で付いている。先端の色は分からないけど。(ストリートビューでは黄土色。しかし昔の情報だからあてにならない)

そして右の道への段差もない。

結論、あの電車は西部新宿線で間違いないでしょう。

本編の最後、今回は”この続きは”になっている。

前回の第13話は”続きはWeb限定で”、それ以前は”全ての作品は”だった。

タイトルの意味

今回のタイトル「見えない人間」

どういう意味か考えてみよう。

①酸をかけられて目が見えなくなる主人公。相手の女の考え、状況が見えなかったゆえに招いた悲劇。
②実際に目で見ることができなくなるという意の”見えない”と、気づかない恐怖とは本当に恐ろしいものだ、そういう意での”見えない”、どちらがホラーか。
③幽霊は見えないから怖いのだ。それは幽霊の概念ではなくて、人が幽霊という概念に与える”見えない”という属性である。だから怖いのは幽霊だけではなく”見えない”という属性そのものにもある。当然、見えない人間でもね。
»»これは”見えない人間”の全体の意をとらえただけで、”見えない”という意についてはまったく考えられていない。
④”見えない”というのは”ない”のではない。”ある”。ただ見えないから”ない”と思っているだけ。それが恐怖であることもたまにある。日常に潜む恐怖、身から出たさびだということも知らず。
»»身はなんだろう・・・かわいい? 悪口? バカ?

ちなみに私は②派ですね。

みなさんはこのタイトルの意味、どう考えますか?


ホラー アクシデンタル等 目次

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コメント

  • タイトルに元ネタありそうなシリーズとしては、
    インビジブル(透明人間)をベースにしてるのでしょうかね?
    自己を持っていないのに、
    自己愛と承認欲求が強いモンスター役の硫酸おばさんに目を付けられた
    ホラーなのかな?

    透明人間は、透明の万能感でおっさんが若い同僚にやり過ぎ暴走ストーカーする話ですが、
    それが同性且つホラーの定番の整形がらみの狂気をまぜたのかな
    (その包帯のビジュアルの共通点のみで単純に連想して作ったの可能性)

    最初に主人公の声に出さなくていい一言をいわせて、嫌な感じにするのはこのシリーズの特徴なのかな
    どう見ても理不尽だけど、一定数、それだけで被害の正当性を感じてしまう層も釣ってるというか

    by A3A 2023年9月2日 00:05

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