2日の朝、朝食をユースホステルで食べたあと、さっそく鉄輪温泉の湯めぐりに繰り出す
近くのコンビニで別府八湯の温泉本を買ったあと、まずはひょうたん温泉へ向かう
目次
鉄輪温泉/いでゆ坂
↑昨夜にみたバス停近くの湯けむりを朝撮り
↑朝も朝で湯けむりの具合がいい
そして、
↑こちらが鉄輪温泉の「いでゆ坂」
ひょうたん温泉へはここを下って行くのです
ちなみに反対の地獄六湯へ行く道が、
↑この「みゆき坂」
道は撮らず看板だけだけど。それに今日はいでゆ坂に行くのでみゆき坂は地獄めぐりするときにまた紹介しますよ
湯冷滝冷却装置(湯冷滝)
いでゆ坂を少し下ったところでなんか見えてきた
↑これは湯冷滝[ゆれいだき]といって、高温の源泉を加水せずに冷却するもの
↑この凹凸が重要なのですね
湯冷滝のとなりには飲泉場がある
か、顔が・・・
飲むと超あっつい
味は温泉特有の味、生臭い鉄みたいな味がする
初めて見る温泉地獄釜
湯冷滝の近くには、
↑地獄釜がある
↑この中に野菜や卵などを入れて温泉の蒸気で釜蒸しにするわけです
釜の中を見てみると、
もっと近づこう
↑釜の中に見える網みたいなやつの上に野菜などを入れて地獄蒸しにするみたい
ちなみにここの地獄釜は、テレビで数多くの芸能人が訪れたこともあって休日ともなるとディズニーランドのアトラクションになるらしい(地元の人談)
それだけ待つってことですね
鉄輪の湯けむりがすごい
せっかくだからいでゆ坂も撮っておこう
↑下りはこんな感じ
↑そして上りがこんな感じ
いでゆ坂には数多くの温泉が脇にある
身近なところでは「渋の湯」や「地獄原[じごくばる]温泉」、ちょっと脇道に入れば「鉄輪むし湯」や名湯「谷の湯」などがある
それらはあとで回っていこう
↑旅館も湯けむりがもっくもく
↑通りには、余った温泉が下を流れて湯けむりが上がっている
コンクリートも割れるほどの蒸気
↑湯けむりを発見、っと思ったらそんなでもないという
↑お、ここの湯けむりならうまく撮れるかも。うん、湯けむりが上がっているのが見える
やっぱり別府は温泉の町だ
さあひょうたん温泉に向かおう
鉄輪温泉/ひょうたん温泉
ひょうたん温泉に着いた
↑一応案内板もね
このひょうたん温泉は別府駅にある観光案内所の人にも、ユースホステルの人にもおすすめされた温泉なのだ
↑これはひょうたん温泉が開発した「竹製冷却装置」
↑ひょうたん温泉は100℃の源泉をこの装置で自然冷却することで源泉かけ流しを売りにしているのだ
内湯は以下の種類がある
・岩風呂
・檜風呂普通の風呂
・ひょうたん風呂
・歩行湯
・瀧湯
瀧湯は高い位置から流れ落ちる19本もの瀧が圧巻。水力は私が入った別府八湯の中では一番強い
露天は広い露天風呂が一つ。庭園タイプで岩がいい
あとは温度の違う水分タイプのむし湯が2つあり、どちらも寝れるようになっている
この2つのむし湯の温度差がかなりあり、熱いほうのむし湯は中で体を動かすとけっこうひりひりくる。呼吸も鼻からでは難しいほど
砂湯は別料金だったので入らなかった
温泉たまごならぬ“温泉のたまご”
温泉から出ると休憩所に温泉のたまごがあったので食べてみる
↑温泉のたまごであって温泉たまごじゃないところはミソ
↑このように温泉にさらすことで温泉のたまごが出来上がる
色がより黄色っぽいたまごが長時間浸かっているやつ
せっかくなのでとりわけ黄色い温泉のたまごを選んで取り出してみた
↑なかなか熟してますね
私は熟女好きではないけどこれにおいてはより熟しているほうを味わってみたい
↑殻を剥くとこんな感じ。食べてみる
おぉ、堅ゆででざらざらしている
温泉の硫黄か、塩気っぽい風味がある
↑断面図
温泉のたまごの近くに「湯楽[ゆら]ゆらソフト」という温泉成分入りのソフトクリームが売っていたので買ってみた
↑なんか見た目はしょぼしょぼしているソフトだなあ
なるほど、バニラベースで若干温泉の風味がする
粒々のなんかが入っているがこれが温泉のやつか。これは貴重な体験ができた
温泉吸入の筒発見
↑覗いてみよう
↑これを吸うと色々と体にいいらしい
鉄輪温泉/平田川・鉄輪の猫
包括の平田川、ここにて初めて出会う
ひょうたん温泉を後にして再びいでゆ坂のほうへ行く道中、
小さな川を発見
この川は、
↑「平田川」
包括の平田川、このあとも何度かお世話になりますよ
↑これは平田川じゃないけど、余った温泉が流れている水路
別府にはこのようなところがいくつか見られる
鉄輪の猫は人懐っこい
熱の湯付近でひなたぼっこ中の猫を発見
↑2匹いるけどどちらにしようか
↑よし、この猫に決めた
もっと近づいてみよう
近づいてみる
↑この猫めっちゃ凛々しいな
↑顔がかっこいい
↑さあこっちを向くんだ
↑おい…。仕方がないからカメラを移動する
しかしカッコいい猫だね。この猫ならペットにしてもいいと思った
鉄輪の猫は人なつっこい。近づいてもあんまり逃げない
でも別府駅周辺の猫は近づくと逃げる
鉄輪温泉/みはらし坂・別府湯けむり展望台
みはらし坂で鉄輪温泉を一望
熱の湯付近の低地から湯けむり通りがある高地に登る道の一つに「みはらし坂」というのがある
↑案内板を
よし、目線の高さで変化する鉄輪の湯けむり景色を見てみよう
↑ここを登っていくんだけど、途中まで登った先で振り返ってみる
↑鉄輪の湯けむり景色
みはらし坂の頂上、県道亀川線に到着
↑さっそく後ろを振り返る。左を見れば別府市と別府湾
↑右を見れば鉄輪の湯けむり景色
しばし見とれる別府の地
別府湯けむり展望台
近くに別府湯けむり展望台があるという案内板があったので行ってみる
ひたすら歩いていくと、
↑あとちょっとの案内板が
案内板通りに右折して歩いていくと、湯けむり展望台に着く前に開けた場所に出会ったのでそこで一枚
↑個人的には湯けむり展望台もいいけどこの湯けむり展望台に着く前の開けた場所は好き
↑別府湯けむり展望台に着いた
ここで見る鉄輪の湯けむり景色は圧巻
↑案内板を撮ろうとしたけど、おぉ、見事に入らない
せっかくの景色もこのモードじゃ全部入らないので、仕方ない、横向きで撮ろう
↑見てほしいのは右の鉄輪温泉の湯けむりと左奥に屹立する最高峰「鶴見岳」
湯けむり通りへと戻る道中、
↑湯けむりー
みゆき坂に着くと、
↑これはマンション。なぜこれを撮ったかというと、ここに住みたいと思ったからです
↑カラオケルームがあって毎日温泉に入れるんですよ。これは住みたい
↑そしてやっぱりこれは鉄輪の中でもよく目立ちますよ
↑鉄輪のバス停近くの湯けむり。これで3回目ですよね
鉄輪温泉/お食事処「湯沢家」
喫茶店「竹の里」に行くためにみゆき坂を上って行ったのだけど、竹の里は食べるものがなかったので諦めて食べる所を探していた
ちょうどみゆき坂を上りきるところに向かい合う2軒のお食事処があったので直感でこちらを選んだ
↑お食事処「湯沢家」
あとでユースの人に話したら向かいの店のほうがおいしいよと言われたけど
まだ食べたことなかったので大分名物のだんご汁を頼む
だんご汁とは、団子状にこねた麺の生地をきしめんみたいに平たくのばして麺にして、味噌のスープに野菜をいれた一品
麺の形状は地方によって異なり、ほんとに団子状の生地で入れているところもあるそうだ(地鶏のひでさん談)
さてと、話はこれくらいにして食べなければ
↑きた
お品書き
・大分名物だんご汁
・地獄蒸したまご
・水
さあ食べよう
まずは水から
おぉ、これは完全なる水道水タイプ
続いてメインの大分名物だんご汁を頂く
↑うん、白味噌のスープが優しい
にんじんなどの野菜は溶け込まないタイプ。家庭タイプだ
最後に地獄蒸したまごを
といっても普通のゆで卵だ
↑黄みがまろやかなので断面図を
↑ちなみにこの柚こしょう。原材料名を見てみると、とうがらし、ゆず、いりごま、あさのみ
こしょうが入ってない。実は九州ではとうがらしのことをこしょうと言うそうなのだ
なるほど
地獄蒸したまごの作り方を見せてもらった
せっかくなので地獄蒸したまごの作り方を見せてもらう
↑まずは温泉の蒸気が出るところに卵を置く
↑そしてふたをして5分待つ
↑これで地獄蒸したまごの出来上がり
ほ、ほう・・・まあそうだよね
これを一個50円で売るのだからいい商売だ
あと温泉の蒸気を利用したエコな暖房器具も見せてもらった
↑触るとけっこう熱い。でもこれで部屋が暖かくなるというのだからすごい。たしかにエコだ
評価
評価を
お食事処「湯沢家」は、2点です(大分名物だんご汁、地獄蒸したまご、水)評価一覧
美味しかった~!
鉄輪温泉/鉄輪むし湯
↑とある旅館の裏にあった装置。こんなのみたことない
そして、
↑「鉄輪むし湯」に到着
「石菖[せきしょう]」という薬草を敷き詰めたサウナよりも古い元祖入浴法
ササの上に横になって8分経ったらむし湯から出るのだけど、これは健康上一回しかできない
一回しかできなのに貸し浴衣代と入湯料合わせて700円くらいするのでだいぶ充足感に欠ける
他では体験できない貴重な体験はできた
ちなみに湯の泉質は単純温泉と塩化物泉の中間あたり
鉄輪足蒸しを初体験
鉄輪むし湯の前に無料で入れる足蒸しがあった
↑先客がいるので待とう
↑空いた
↑上の物体を持ち上げて下のふたを開け、足を入れてから再び上の物体を上に置く
↑こんな感じ
↑ちなみに中はこうなっている。っていってもよく分からんな
足蒸しと鉄輪むし湯を堪能したあとはユースホステルに帰って夕食を食べた
明日は鉄輪の地獄めぐりをしようと思う