西日本の旅33日目(11/6)

ハートピア明礬を出ては隣にある「別府温泉保養ランド」

↑動物的な色気――なんか分かる気がする

いざ、全国トップクラスの泥湯へ行ってみよう

明礬温泉/全国トップクラスの泥湯「別府温泉保養ランド」

入湯料は1050円と高い。さらにロッカーが200円で返却されないという

まず内湯っぽいコロラド湯(確かそんな名前だった)が入ったところにあり、そこで体を温めたり泥を落としたりする

そのあと地下の泥湯に行く階段と、露天へ続く道がある

露天に行くと順当にまず瀧湯のある湯があって、そこを抜けると橋と蒸し湯に行く道に分岐する

蒸し湯はまるまる温泉の蒸気で、普通の蒸し湯とは違う

臭いが凄いし、蒸気がありすぎて少し先のものも見えない。入ったときに人がいるかどうかさえわからない

橋の先は混浴の泥湯になっている

露天の泥湯はとても広い。泥もなかなかあるのだが、他に穴場がある

場所は同じ露天のところにある、自律神経失調症用の泥湯が鉱泥が一番多い。これは体験する価値ありだ

次いで露天の広い泥湯。そして地下の泥湯になる

泥湯は初体験だった。これはすごい。その泥の多さとからみつきかたは、比重の面でも普通の湯とはまるで違う

別府温泉保養ランド

泉質は酸性明緑礬泉[めいりょくばんせん]

紺屋地獄から採取される鉱泥は治療などにも使われる

適度な噴気と腐食ねん土層と地下水とが三拍子そろってめぐまれた条件のもとにのみ鉱泥は産出され、温泉のようにどこにでも出るものではない

鉱泥の特徴は、水の五倍の熱保有度を有し、熱に対するがめつさが、同温度の水ほど熱さを感ぜず、したがってからだの中までよくあったまり、ほとぼり感も長いこと

この紺屋泥はイタリアのバツタリヤ泥やチェコのピスチャン泥などに比べて、きめが細かくツブがそろっていて、温熱効果がすぐれている

別府温泉保養ランドに来てよかった

明礬温泉/明礬大橋・照湯温泉

東洋一のコンクリートアーチ橋「明礬大橋」

飲み物を買いにちょっと上まで戻る

その道中にはあれがある

明礬大橋(別府明礬橋)

それにしてもいい天気だ

↑ザ・真下

↑こんどは後ろを向いて一枚。ちょっと小さいか

↑背後に見えるのは別府湾のなにものでもない

包括の平田川、明礬にて再び

↑こ、これは面白い

明礬温泉だから明礬でそこに置いたのか亀の井

ちょっと待ってうまく撮る

↑これはいい。亀の井の底力が伺えるお気に入りの一枚だ

明礬を流れる平田川。これが下の鉄輪へと続いていくのか

↑やっと見つけた平田川の立派な案内板

今度こそ「照湯温泉」の石組浴槽に入湯

↑奥に別府湾が見えるから撮った。理由はそれだけです

後ろを振り返れば、

↑四谷の千枚田かっ

明礬大橋の向こうが明礬温泉

↑やっと着いた。いや、もうすぐだ

↑私は前に一度、ここに来たことがある。だからこの景色も見慣れたものであるはずだ

「照湯温泉」

玖珠[くす](地名)の殿様の別荘が共同湯になったという経歴をもつ

その浴槽は今なお江戸時代の歴史深い石組浴槽である

泉質は硫黄泉

入湯料は200円と別府の共同湯にしては割高だが設備はしっかりしていて常時人もいる

橋を発見

↑春木川は下を流れる川の名前

ではこの橋はなに橋という?

↑んー、肉眼でも読み取れなかった。なに橋だ。知りたいがどうしようもない

↑が明礬側(北側)

↑が別府湾側

奥の林で煙が上がっているのは子供たちがファイアーゲームをしているから。湯けむりじゃない

明礬温泉に戻ろう

明礬温泉の大動脈「国道500号」を歩く

照湯温泉の駐車場に止まっていた車のナンバーが特徴的すぎた

↑こんな崩した字がナンバーになっているのは初めてみた。私はミーハーなのか?

さてさて、昨日は岡本屋売店でご飯を食べた。明礬には私の知る限り、あと2つ食べる処がある

一つはこれから行く喫茶「湯の里」、そしてもう一つが「明礬うどん」だ。明礬うどんには明日にでも行こう

500号をまたまた北上していく

»#t-y

明礬温泉/展望喫茶・レストラン「湯の里」

明礬湯の里にある展望喫茶・レストラン「湯の里」

展望喫茶ということだから窓際に座ろう

頼むのは「かご盛り御膳」

↑うさぎのふた取りがよく写っているからいいが、このアングルは好きじゃない

↑やっぱりこのアングルから

お品書き

・おにぎり
・だし巻きたまご
・とり天のつゆ
・とり天
・みそ汁
・からし椎茸
・枝豆
・プチトマト
・お茶
・湯の里サイダー

さあ食べよう

まずはお茶を

うん、甘い味と風味が口の中に広がる。香りは麩菓子に似ているか

続いてみそ汁を

これは・・具がたくさん入っている

大根、白菜、にんじん、ねぎ、ごぼうなど

スープは、味噌のしっかりした味と野菜の味がよく溶け込んでいておいしい。このみそ汁はいい

メインプレート行こう

おにぎりは大きい。味はないタイプで具もなにも入ってない

続いてとり天のつゆを

ポン酒に似た味の酢醤油か。ひでさんのときといい、やはりとり天にはさっぱりめのつゆが合うようだ

とり天を頂く

うん、ぎっしりした歯ごたえのある身。揚げも軽くて口当たりがいい

続いてだし巻きたまごを

うん、若干半熟タイプで食感がいい。味も変にクセがなくおいしい

続いてからし椎茸を

これは・・・

椎茸特有の味が先行し、そのあとにからしがつんとくる。わさびかと思ったけどからしのようだ

椎茸とからしが最上に合って、味の統一もさることながら段階的な味の楽しませ方にはただただ感心するばかり

おいしいものを頂いた

枝豆を

なるほど、ほどよい塩分と多めの水分が私の好みを突く一品。食感もやわらかくていい

プチトマトはすっぱくはない

最後に湯の里サイダーを

↑湯の里オリジナルのサイダー

 


 

窓側の席に座れば、明礬大橋こそ見えないものの明礬温泉の一角と山々を臨める

国道500号を走る絶え間ない車と移りゆく雲の様を眺めるのは飽くことを知らない

評価

評価を

展望喫茶・レストラン「湯の里」は、19点です(おにぎり、だし巻きたまご、とり天のつゆ、とり天、みそ汁、からし椎茸、、枝豆、プチトマト、お茶、湯の里サイダー)評価一覧

美味しかった~!

明礬温泉/湯屋えびす

湯の中でうたた寝してしまったほど気持ちよかった「湯屋えびす」

宿に戻る前に温泉に行こう

敷地が広く、前から気になっていた温泉、それが「湯屋えびす」

↑ちなみに隣にはこんなお店が

もっくんロール食べてみたい。なんというネーミングセンスの良さ

湯屋「えびす」の泉質は単純硫黄泉

源泉の泉温は95℃。冷却方式は加水

日替わりで入れる湯は違うけど、私が行ったときは全て露天風呂。一つ一つ紹介していこう

・「風と歩く石畳」

これは歩行湯。確かゲルマニウム石がなんたらかんたら。違ったかも

・「月夜のうさぎと岩風呂」

いちおう露天風呂だが屋根がある。私的には適温

・「香りの湯らり」

この湯だけただのお湯で温泉じゃない。普通のぬるま湯

・「満月の湯」

陶器の壺風呂で泉質は炭酸泉

ぬるめの炭酸泉、ちょっとあつめの炭酸泉、水風呂の3つ

この時期水風呂に入る人いないだろ

・「山小屋の蒸し湯」

普通の箱蒸し

・「風と歩く露天風呂」

いちおこれがメインの湯

広く、硫黄泉の特徴である青白色の湯

濃さはなかなか。体感ではハートピアのほうがまだ濃いか

大きな囲いの中に小さい囲いがあり、外側が熱い硫黄泉、小さい囲いがぬるい硫黄泉になっている

この泉温の差は著しい。熱い硫黄泉は湯の上層が一番熱く、動かなければ何分かは入れる

問題なのは内側の小さい囲いの湯。このぬるい硫黄泉はとにかくぬるい。ぬるいんだけど冷えてしまうわけじゃなく、体温とほぼ同じなので温まりもしないけど冷えもしない

だからこれがぬるま湯の適温なのだこれは気持ち良すぎた

硫黄泉だから長湯はだめだと分かっていたけどつい――

そして私は気づいた

しまった。うたた寝を!

あわてて時計を確認すると、1時間も経っていた。硫黄泉に1時間はまずい

ようやく湯屋えびすを出て、向かうは宿

今日のお宿~湯元屋旅館~

今夜の宿は「湯元屋旅館」

明礬の宿はどこも高いが、なかなか奮発して朝食付きで泊まることにした

帰ってきたらもう21時を回っている。軽くお茶して寝よう

ここにもお菓子がある。湯元屋旅館のお菓子はこれ

↑手作りだろうか。バナナのパウンドケーキ。食べてみたけどなかなかいける

明日は明礬温泉最後の日。そういえばあの名湯にまだ行っていない。思いっきり楽しもう


西日本の旅(2012年) 目次

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