西日本の旅18-27日目(10/22-10/31)

B-1グランプリの後、体調を崩し、ネカフェでひたすら療養しながら回復を待つことになった。そのため小倉にしばらく居ることを余儀なくされた

体調不良だけどずっと室内にいてもつまらないので体調が少し回復してきたら勝山公園に散策に行こうと思う

・ここでは10月22日-10月31日までの小倉長期滞在での出来事をまとめて書くことにする
・10月22日-10月23日はネカフェでずっと療養を続けたため記事は割愛する。そのため次は10月24日【旅20日目】からになる
・10月30日-10月31日は小倉の次に行く別府の出発準備等で忙しく、特筆すべき出来事がなかったため記事は割愛する
・割愛記事を除くと、下記の記事は実質10月24日-10月29日【旅20-25日目】の期間の記事になる

【旅20日目】10月24日

なんとか外に出られるようになったのは24日から。22日-23日は風邪との戦いだったが、しっかり打ち勝って体調が回復の兆しを見せている

夕方間近だけど、食べ歩きながら勝山公園に行こう

ぶり返すといやだから厚着でかつ省電力モードで行こう

省電力モードとは、

必要最低限のことしか声を出さない、しゃべっても小声、首をやたらと振り回さない、両手をポケットに突っ込む、ナンパはしない、など必要最低限の動作しかせずに体力回復または体力維持に努めること

ランクとしては睡眠の一つ上のクラスで、起きている状態のときでは一番下のクラスになる

屋台で「とん玉焼き」を買う

まずは屋台で「とん玉焼き」というお店があったから覗いてみる

ちょうどお店の若い女の子の店員さんと、常連らしき若い男性のお客さんが楽しそうに話していて、久しぶりに外に出た私はその話の輪に加わりにいくことにした

盛り上がっていた話題はコスプレについて。なんとその二人は地元小倉の大学生にして軍服専門コスプレイヤーだったのだ。意外だったが話しているうちに彼らがとても楽しそうにコスプレのことを語っていて、私は正直うらやましいなと思った。熱中できるものがあるって素晴らしいことですね

彼らに私が数日前にB-1グランプリに行ったこと、そのあと風邪を引いて小倉に長期滞在していることなどを話した。すると彼らは「まだあと数日は小倉にいるだろうから」と言って、小倉でおすすめのお店、場所などを独自の感想を交えて詳しく教えてくれた

この後、数日に渡ってそのおすすめしてくれた所にいくつか行くつもりだ。“あのコスプレイヤーおすすめのお店”としてね

さて、彼らたちに別れを告げ、そこで買った「とん玉焼き」を手に携えて、私は運動不足を解消すべく散策を続けることにした

「とん玉焼き」とはお店のブランド商品で、お好み焼きに似ているという

違うところは、お好み焼きは具材を混ぜて焼くが、とん玉焼きは混ぜないで焼くのだそうだ。どうゆう味かは勝山公園に行ってから食べよう

「勝山公園」

つい数日前まで「B-1グランプリin北九州」が開催されていた会場だ

さっそくとん玉焼きを温かいうちに食べよう

↑うん、混ぜて焼いていないから一つ一つの味が分かる

卵は卵、生地と豚肉も合う。これはおいしかった

さあ、こんどは勝山公園の出番

撮っていきましょう

勝山公園を散策

↑この時空になると撮るところ、そしてアングルによって色々な姿を見せてくれる

↑あの奥にある右のほうのベンチでとん玉焼きを食べた

そしてこの花壇は、

「うぇるっちゃ!花壇」

エフェクトをかけてみよう

↑逆光のエフェクト

↑これが通常

こんなにも違くなるのか

 


 

それにしても、何事も中途半端で自分が嫌いになる

後で後悔するんだったら当たって失敗したほうがまし

この旅で学んだことの一つ

やっぱり、旅の途中でも、振り返る時間って必要だね

「旦過市場」をちらっと見に行く

勝山公園から橋を渡って旦過市場に行こう

↑NHKの遊び心がひかる

そしてその奥にあるのが、

「リバーウォーク北九州」ですね。暗くてちょっと分かりづらいが

「旦過市場」

そして、

↑地元の人(あの軍服専門コスプレイヤー)おすすめの場所「新旦過飲食街」

↑ここは元・旦過横丁らしい

↑旦過横丁って書いてある

»#k-t

小倉屋台「たこ八」で小倉焼きうどんを食す

夜も屋台で食べることにしよう

「たこ八」

大阪に本社をおき、もち大阪には何店舗かあるが北九州にはこのお店が初出店だそうだ

↑まだ30代のご主人が言うには、九州の人は濃い味を好むので味付けも濃いめに合わせているという。九州の人が濃い味好きなのは初耳だ

小倉焼きうどんの製造工程をみてみよう

↑まずは具を炒めて、

↑それからうどんを炒める

↑出来上がり。さっそく食べよう

液状の小倉焼きうどんだ

うぅ、味が濃い。これが九州人好みの濃い味だというのか

↑具材は、キャベツ,いか,玉ねぎ,豚肉,目玉焼き,たっぷりのマヨネーズ,紅生姜,かつおぶし

味は濃いが、しかし味の調和はいい

個人的には、味がもっと薄ければ絶対においしいと思う

さすがという味の調和だ

評価

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「たこ八」の小倉焼きうどんは、19点です 評価一覧

美味しかった~!

【旅21日目】10月25日

「鳥町食道街」の趣がいい感じ

25日、外でごはんを食べれるくらいまで回復してきた

昨夜は結局疲れたけど

商店街を散策していると、

↑これはおしゃれだなあ

どうゆうお店なんだろう。でも今日は行ってみたいところがある

「鳥町食道街」

あの地元のコスプレイヤーの人におすすめされた通り(路地)だ

↑この小倉中央・京町・魚町商店街の中で一番古い通りなのだそうだ

今日はここ「鳥町食道街」にあるお店でランチをしようと思う

»#t-n

定食屋「ニュー東京」

定食屋「ニュー東京」

↑自転車が・・・w

「Aランチ」というメニューを頼む

お品書き

・ごはん
・ハンバーグ
・ステーキ
・海老のフライ
・ポテトサラダ
・キャベツ
・水

さあ食べよう

水は水道水タイプ

次は、ごはん

おいしい。食感もいい

そしてメインプレートにいこう

↑まずはハンバーグを

うん、玉ねぎタイプだ。玉ねぎのシャキシャキした食感がいい

ソースが薄味タイプなので肉の味がしっかり感じられておいしい

続いてステーキ

見た目は薄切りだが、濃いめのソースが肉の生焼け味を隠していておいしい

この肉の焼き加減、そして厚さに合うソースの選定は見事だと思う

続いて海老のフライを

自家製のタルタルソースが合う

続いてポテトサラダ

水分少なめのポテトタイプ。固形のじゃがいも入りの珍しいタイプではないが、十分にポテト感が強い

キャベツはにかかっているソースはなんのソースかわからない。聞くと市販のサウザンドドレッシングだそうだ

しかし見るとも思わなかったGを見てしまったのが残念

評価

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定食屋「ニュー東京」の「Aランチ定食」は、13点です 評価一覧

味はおいしかったんだけど、まさかあいつに出くわすとは想像してなかったよorz

»#k-y

コーヒーショップ「やまおか(YAMAOKA)」

夜に喫茶店らしきお店に入った

コーヒーショップ「やまおか(YAMAOKA)」

行ってみよう

メニューをみる

↑斬新なメニューだなあ

夫婦でやっているが奥さんは早くに家に帰るので夜はご主人しかいないそうだ

コーヒー専門店なので食べるものはチーズケーキとトースト(2種類)とあとなんかの全4種類しか用意はない

ブレンドコーヒーとチーズケーキのセットを頼む

↑まずはブレンドコーヒーを頂く

↑味は薄めだが、聞くと、ご主人がうまいと思ったブレンドを出す。それが一番

続いてチーズケーキを

↑あったかいとは珍しい。聞くと、毎朝奥さんが10個だけ作って冷蔵庫に入れといて、出すときに電子レンジでチンするのだそうだ

生地の上はゼラチンシートがかかっている

チーズケーキだけどチーズ感は控えめ

 


 

ご主人は純然たる日本人だが、祖父がアメリカへの移民だったため、ご主人の文化や考え方、好みはアメリカ寄りなのだそうだ

ご主人は特にインディアン好きということなので色々店内をみてみよう

↑たしかにインディアンものの飾り物ばっかりだ

↑店内の全体様相

↑がカウンター

そしてこれが、

↑入口のドア。ご主人いわく、アメリカ人用にドアの高さを高くしたんだそうだ

ご主人は、30代のお子さんが一人。PC・携帯に疎い

ご主人が言うには、自分はこの近くでは話さない無口な人で通っているけど、そうじゃなくて話しかけられなきゃ話さない人なんだと

↑牛の毛皮。クマかと思っていたけど、「クマなんてそんな高いもの買わないよ」って言っていた

↑これがご主人の一番のお気に入りグッズだそうだ。そして一番気づきにくいところにある

さっきのこの階段の、

↑上に上がって後ろを振り返ったところにある

だからお店に入るときは気づかないけど出て階段を降りるときに「こんなところにもグッズあったのか」ってなる

↑飾り物の配置をよくみるとけっこう不揃いだったり斜めっていたりしている

聞くと、こうゆうのは感性で飾るものだと。日本人みたいに律儀に揃えてちゃつまらんと

気がついたらご主人とニ時間くらい話していた。いやー、確かに思い返してみれば、私が二時間前に入店したとき先客は若い女性が一人、それだけだった。そのあと私が帰るまでの二時間他のお客さんが来ることはなかった。ご主人も話し相手が欲しかったのだろうか

そろそろ帰るか。良いお店だった

評価

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コーヒーショップ「やまおか(YAMAOKA)」の「ブレンドコーヒーとチーズケーキのセット」は、10点です

料理のみの評価は-1点です 評価一覧

雰囲気とかマスターの人柄が良くていいお店でした!来てよかった

【旅22日目】10月26日

»#t-h

天ぷら定食「ふじしま」

26日のランチはここで食べる

天ぷら定食「ふじしま」

俗称「ちか天」「百天」。創業は55年

さっそく地下に降りる

降りてまず食券を買う

天ぷら定食(9品)+くじら天にする

くじら天は地元の人のおすすめだったので頼んでみることにした

↑来た

↑注目のくじら天は真ん中の黒っぽいやつ

お品書き

・ごはん
・みそ汁
・天ぷらのつゆ
・たくあん
・天ぷら<白身魚(丸くてしろいやつ)、キス(白くてひらべったいほうのやつ)、なす、かき揚げ、海老(2尾)、シソとささみ、かぼちゃ、くじら天、玉ねぎ>
・お茶

天ぷらの食べ比べは最近の私のしたいことの一つだ

近いうちに銀座のあの天ぷら屋さんを訪ねに行くかもしれないから少しでも勉強しておかなくちゃ

さあ食べよう

まずはお茶から

よく飲むような優しいお茶。天ぷらの油くどさの休憩になる

ごはんは、水分タイプ

続いてみそ汁

飲んだことない独特な味。みそは濃いめ

たくあんは、しょっぱめの味付け

天ぷらのつゆは、大根おろしを入れたさっぱりめのつゆ

じゃあメインいきましょう

天ぷらのまずは白身魚を

うん、優しい油が中からにじみでてきておいしい。白身魚の歯切れのいい食感は好きだ

なすは、素材の味が出ている

続いてかき揚げ。さすが、うまい!

次は海老を

ぷりっと感より身の厚みを重視したぎっしりタイプ。天ぷらでこのタイプは勇気がいる。思いきりがいい

続いてかぼちゃ

これは・・・かぼちゃ自体に水分があって食感が最高評価だ。これが一番おいしい

そしてきました注目のくじら天

うん、くじらの肉自体に濃いめの味があっておいしい

衣にもその味が染み込み絶品。そして衣がうまくなる

食感はかため。これがくじらの肉か

最後は玉ねぎを

玉ねぎの甘味を最大限に引き出している

衣の食感もいい。玉ねぎにこれ以上何を求めるのか。2番目においしい一品

 


 

天ぷらの下にアルミ板の油切りを置いている(平たいざるみたいな感じ)が、皿が平たいので油が天ぷらについてべちゃっとなるのはどうにかしたほうがいいと思う

天ぷら定食を食べててもくどさをあまり感じないのは、ささみとしその天ぷらでさっぱり休憩ができるからと、くどくなりにくい軽めの油を使っているからだと思う

オーダー読み上げは拡声器を使っていて、客の話し声より店のかけ声や話のほうが主体になっている。個性的だ

お昼時は2人で天ぷらを揚げるが普段は一人。私が行ったときはベテランの気優しいおばちゃんが一人で揚げていた。一人の男性以外あとほかは女性だった

人気店なのかお昼過ぎにも関わらずお客が多い

厨房はオープンタイプ。だが肝心の天ぷらを揚げているところは仕切りがあってわからない

評価

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天ぷら定食「ふじしま」は、33点です(天ぷら定食(9品)+くじら天)評価一覧

かき揚げと玉ねぎとくじら天は絶品。さすがは天ぷら専門店

美味しかった~!

»#w-a

和洋食堂「赤ちゃん」

夜は再び「鳥町食道街」にあるお店で

「和洋食堂 赤ちゃん」

夜だけど「ランチ」という定食を頼む

開け放たれた外からのにぎやかな声とテレビの音が食堂の雰囲気をかもし出す

↑来た

品目は、

・みそ汁
・ごはん
・メインプレート(とんかつ、ハンバーグ、えび、ポテトフライ、キャベツ)
・水

さあ食べよう

まずは水から

用意するところをみると、あらかじめ冷蔵庫で冷やした水を氷と合わせる

果たしてその味は・・・

おぉ、これはおいしい。やはり水道水タイプではない。揚げ物ランチとの併食はいい。よく合う。思わずおかわりした

続いてみそ汁を

これは・・・

あさりのだし(だと思う)を使っているからみその味は薄味なのにうまみがある

これはおいしい。そしてやさしい味

続いてごはんを

べちゃっとタイプと独立タイプの中間だ。なかなかおいしい

基本が良いのはいいな

メインプレートを

↑まずはとんかつ

やわらかい工夫がある。上にかかるソースはクセが強め

とんかつの食感が良くておいしい

続いてハンバーグ

肉々の生焼けタイプ。このタイプはごはんによく合う

えびは、ぎっしりタイプ

そしてポテトフライは、そのままではサックリしてていい

とんかつソースについてもマヨネーズについても合うようにできている

キャベツの上にかかっているのはごまだれ

 


 

女の人2人でやっているため、さすがお店はきれい。とくにテーブルはきれいだ

どこかのGがまな板の上を歩くお店とは大違いだ

みると、お客の皿を片付けた後にすぐテーブルを拭いている。「汚れはすぐふき取るべし」この基本精神に基づいている。感心する

評価

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和洋食堂「赤ちゃん」の「ランチ」は、16点です 評価一覧

美味しかった~!

食べ終わったあとにお店の人と雑談する中で、小倉のまち歩きのパンフレットを頂いた

»#cke

小倉デパート「COLET I’m」の曲線エスカレーターがすごかった!

夜の小倉駅

さあCOLET I’mに行ってみよう

ちなみにCOLET I’mというのは「COLET」と「I’m」という二つの運営からなっているデパートだからこうゆう名前なのだそうだ

6Fから下がCOLET、7Fから上がI’m

エレベーターに乗ると、

↑おぉ、三つ全てのエレベーターの位置がリアルタイムで分かるようになっているのか

これはすごいけど、実用的なのか

10Fか11Fか忘れたけど初めて見るものがあった

それがこれ

↑そう、曲がっているエスカレーターですよ

他の人はどうか知らないけど、私はこのとき生まれて初めてこの曲がるエスカレーターを見たから「うおぉ」って興奮していた

では写真を見てください

スピードは普通の直線のエスカレーターより遅かった

これはいいものを見た。思わず動画も撮ってしまったよ

»#d-19
動画【19 初・曲線のエスカレーターについて☆★】

 


 

小倉に数日間滞在してみて感じたこと

女の子のクオリティが高い。かわいい子が多い

そして、トイレがきれい

【旅23日目】10月27日

»#you

「揚子江の豚まん」が美味すぎる!

27日のお昼、昼食前に食べ歩きをしようか

買うのはここ

「揚子江の豚まん」

190円。お手軽だね

さっそく食べ歩き

こ、これは・・・!!

水分と肉汁たっぷりの豚肉がふんわりの生地になじんでとてもうまい

↑これほどの水分と肉汁は嬉しすぎる

↑水分は私の好みなのだ

いや、素晴らしい、この「揚子江の豚まん」は

評価

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揚子江の豚まんは、65点です 評価一覧

これはリピートクラス

あとに食べる平和會館[へいわかいかん]の豚まんとの食べ比べも楽しみだ

さて、今日は中央商店街から一歩離れて旦過市場のほうへ行ってみよう

「じゃぱにいずBar ムーン・シャン」

新旦過飲食街を通り抜ける

あのコスプレイヤー御用達のお店が新旦過飲食街にある

「じゃぱにいずBar ムーン・シャン」

ここでは出しているメニューの中に激辛ペヤングがある

作り方は、市販の激辛ペヤングにお湯を入れてお湯を捨てて調味料諸々をふりかけて混ぜ合わせて出来上がり。容器もそのまんま出す

激辛ペヤングがメニューにある理由は、単にご主人が辛いもの好きだからだそうだ

↑この前屋根裏から突然子猫が降ってきたという

みるとほんとちっちゃいかわいい子猫だった

さあ、新旦過飲食街を通り抜けた先になにがあるか

まだ行ったことない

»#s-m

蕎麦「萬作」

今日のお昼

蕎麦「萬作[まんさく]」

ざるそば定食を頼む

お品書き

・ごはん
・天つゆ
・天ぷら<なす、えび(2尾)、れんこん、かぼちゃ>
・そばつゆ
・そば
・そば湯
・漬け物(大根、にんじん、海藻)
・酢の物
・お茶

さあ食べよう

まずはお茶から

変にクセがない。それに湯呑みの口当たりが優しくていい。外見も蕎麦屋って感じがする

続いて天つゆを

薄味だが良い。塩も欲しい

蕎麦屋の天ぷら来ました

↑なす、えび、れんこん、かぼちゃ

総じた感想を

衣が大きく、しっとりタイプ

次はごはんを

写真ではごはんが写ってないという大失態を。大変申し訳ないorz

上に少量のごま塩をかけてある。水分タイプ。しかもかなりのクラス

このレベルはすごい。考えても分からなかったからお店の人に聞いたけどそれでも分からなかった

続いてそばつゆを

かつおぶしタイプでつゆとしてはいい

そばがよければそこそこの味を生み出すはず

そば湯に期待がかかる

メインの蕎麦を頂こう

うん、きれいで丁寧で揃っててのどごしがいい

食感はそばというよりらーめん寄り。聞くと、手打ちだそうだ

漬け物を

大根は味がしっかり染み込んでいる

にんじんは辛みを感じるほどの生タイプ。もはや酢の味よりにんじんの味のほうが勝る

続いて酢の物を

かまぼことかにかまの優しい食感に甘さのある酢の味が合う。少量のごまがうまく下手[したて]に出て完成された一品だ。これはおいしい

最後は期待のそば湯を

まずはそのまま頂く

うん、あっさりしているが香りがある

これはますます期待

果たして・・・

うん、かつおぶしタイプのそばつゆとはやはり合う

わさびの加減にもよるが、おいしいそば湯を堪能できる

思わず全て飲み干した

天ぷらに付いている大根おろしは水分少なめ

お店の人が何人いるか仕切り(のれん)があってわからない。当然作っているところは見れない

完全に厨房と食べる所が別になっている

それでいてお店の人が終始厨房にいてなんか雑談している。そして食べるところのテレビの音が大きい

だから客となにもないというところはこのお店の特徴である

評価

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蕎麦「萬作」の「ざるそば定食」は、5点です 評価一覧

美味しかった~!

創業は100年、今は4代目らしいです

»#k-k

海鮮居酒屋「くいだおれ本陣」/最高のお店ここ船場町に有り

夜もどこかで食べよう

まだ行ったことのないところといえば、船場町[せんばちょう]あたりか

あえて路地に入り込もうとするとなんか光が見えてきた

↑もうっ、光源タイプの看板は嫌いだ

海鮮居酒屋「くいだおれ本陣」

小倉北区古船場にある

入ると店内はがらんとしててお客は少ない

お店の人も厨房が男の人2人とホールに一人だけだ

とりま一番人気という「味噌もつ煮込みうどん」を頼む

途端に厨房から声が飛んだ

「もつはしっかり煮込め」

店員の意識が高い。思わずにやける。これは期待ができそうだ

時間はかかる。15分くらいか。計ってないから曖昧だけど

時間がかかるじゃなくて時間をかける。お店の人はそう思っているだろう

↑来た

お品書き

・味噌もつ煮込みうどん
・おむすび
・水

さあ食べよう

水を

↑大きいコップだから水が無くなる心配をしなくていい

味は若干おいしく感じる。水道水タイプではない。コップのせいなのだろうか

味噌もつ煮込みうどんを

スープを頂く

あ、ちょっとピリ辛のうま味重視

濃厚だが素材に溶け込む優しい味噌の選定によりうま味の出力が限りなく豊富だ。だしは海鮮だろうか

ほんとうまいな

野菜はどうか

品目は、ニラ、キャベツ、にんじん、玉ねぎ

今回は溶け込むタイプと溶け込まないタイプの混合になっている

特徴を

まず溶け込むタイプ、今回でいうとニラとキャベツだが、味はスープに依存し食感はやわらかめのものが多い

素材自体の限界を超えるうま味を自らにもたらすことがあるという特徴と、相手側(今回はスープ)にうま味を馴染ます特徴と、素材の味を殺す特徴がある

溶け込まないタイプは、今回でいうとにんじんと玉ねぎがそれにあたる

・何にも依存しない独立した味と、食感を保とうとするため、素材自体の味・食感が残るという特徴がある
・しかし独立する素材は他のもの(例えばスープなど)とぶつかり合いやすい特徴もある
・使用する素材の選定は相手との味,食感,インパクトなどの相性も考えなければいけないのでとても扱いにくいが、その分クラスの振り幅は大きい

玉ねぎは素材の甘味が残ってて、ニラやキャベツなども入っているがそのどれもがスープと合う

溶け込まないタイプの甘い玉ねぎも絶品だが、溶け込むタイプのキャベツのうまさもまた絶品

スープに溶け込んだキャベツの味と食感は最高評価に近い

玉ねぎの、溶け込むのではなく素材の味を根底に根付かされた味をここで生かそうとし、生かすのは評価が高い

にんじんのここまでうまいコントロールは例をみないかもしれない

野菜が溶け込まないからこそスープと合うのは、野菜は野菜として楽しめるからか

そしてスープと野菜がぶつからないのは、スープが強引に野菜の中に入り込もうとせず包み込むからか

もつは臭みがまったくなく、油分が多くてほんとに油肉を食べているような味だ。これがうどんととてもよく合う

もつがこんなにおいしいものだとは思わなかった

麺はけっこう強いコシがあって完全にスープには溶け込まない

味の区別が食感と共にしっかり分かれるからスープの味も楽しめつつうどん本来の食感をも楽しめる

絶妙なゆで加減によってもたらされる利点は、食感と、そしてスープとぶつからないという恩恵だ。塩を使っているのか。分からない

最後におむすびを

普通のごはんではなく少量の塩を均等に混ぜ入れているから、おむすび自体にうま味の出力がある

それをたくあんと食べるのだが、おむすび単体でも十分うまい

 


 

おいしいとかおいしくないとかは、まったくその人ごとの好みによるものだけど、おいしいと思ったものには必ず理由がある

よく向き合おうとすれば、その工夫が見えてくるかもしれない

評価

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海鮮居酒屋「くいだおれ本陣」の「味噌もつ煮込みうどん(おむすび付き)」は、73点です 評価一覧

くいだおれ本陣はここ船場町にしかないそうです

とりあえず今回食べた「味噌もつ煮込みうどん」、素晴らしいの一言に尽きるだろう。今度はほかのメニューも食べてみたい

【旅24日目】10月28日

»#hei

「平和會館の豚まん」

28日のお昼、ランチのお店を探すまえに食べ比べをしよう

この前食べた「揚子江の肉まん」

小倉には肉まんのお店がほかにもう一店舗ある

それがここ

「平和會館の豚まん」

250円と高いが大きさはそれなりにある

肉まん片手に食べ歩き

うん、生地がほんのり甘くておいしい。中身は肉汁は少なめ

そして高菜が入っている

私は揚子江の肉まんのほうが好み

評価

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「平和會館の豚まん」は、14点です 評価一覧

美味しかった~!

ランチはこの平和會館の豚まんの近くの喫茶店で頂く

»#s-o

茶房「おおいし」でゆったりランチ

この案内板に引かれたのでさっそく入ってみよう

↑いいね

↑うおぉ・・・

↑やっと着いた(3F)

茶房[さぼう]「おおいし」

まずはお箸をみてください

↑かわいい。これはいい

↑裏側はこんな感じ。多分手づくりだろう

定食は「煮込みハンバーグ定食」を頼む

お品書き

・煮込みハンバーグ
・ソース
・えびフライ
・目玉焼き
・ごはん
・みそ汁
・サラダ(ポテトサラダ、レタス)
・麦茶

食べよう

まずは麦茶を

↑麦茶とは珍しい。清涼感があっておいしい

思わず全部飲み干した

みそ汁は家庭タイプ

ごはんはけっこうかための出来

メインプレートいこう

まずはソースを。うん、薄味で煮込みハンバーグとは合う

煮込みハンバーグを

もっちりした食感で肉々タイプ

えびフライは、衣は薄いが、身はぎっしりタイプ

続いて目玉焼きは家庭タイプだ。それにしてもなぜ目玉焼きなんだ

最後にサラダを頂く

レタスにイタリアンドレッシングをかけ、その上にポテトサラダをのっけてある

イタリアンドレッシングは酸味が強くなく、素材の上手[かみて]に出ない

しかも少ししかかけてないのでちゃんとレタスの味を楽しめる

ポテトサラダはもっちりした食感で三島コロッケを思い出す

聞くと、じゃがいもは旦過市場で買った普通のじゃがいもだそうだ。メークインでもないそうだ

全体的に家庭タイプ。店内の様相とは裏腹な定食だ

 


 

じゃあ茶房「おおいし」の様相をみてみよう

↑ここは一応お会計するところ。色々と凝ってある

そして店内には、

↑ビートルズみたいな優しいボーカルと優しいメロディーが店内を包み込む

↑私がごはんを食べている間、お店の人がこれを折っていた

↑「となりのトトロ」のパズルだ

別部屋には本棚が

↑席はこんな感じ

そしてトイレが、

↑黒のTOTO

珍しい

茶房「おおいし」は、昔はうどんなども出していたが近くに資さんができてから廃止したそうだ

今は夫婦で切り盛りをしている

評価

評価を

茶房「おおいし」の「煮込みハンバーグ定食」は、9点です 評価一覧

美味しかった~!

創業は9年。お店の人いわく、まだ始めたて

【旅25日目】10月29日

»#i-s

イタリアンレストラン「サイゼリヤ 小倉駅前 I’m店」

29日の夜、あえてここを選ぶ

イタリアンレストラン「サイゼリヤ」

言わずと知れた、全国チェーンのファミレス

今回は「サイゼリヤ 小倉駅前 I’m店」で頂く

サイゼリヤはよく食べに行くところだから、逆に楽しみ

メニューをみる。ランチもあったけど、今は飲み物は遠慮モードなので単品で頼むことに

品目は、

・パンチェッタのせプチフォッカ
・ほうれん草のソテー
・シェフサラダ(ドレッシング:①サイゼリヤドレッシング②オリーブオイルドレッシング③エクストラバージンオリーブオイル④塩)
・キャベツのペペロンチーノ
・キャラメルりんごのシブースト(季節のケーキ)
・水

さあ食べよう

まずは水から

うん、水道水タイプでもなく無味

次は、パンチェッタのせプチフォッカを頂く

↑まずは上にのったパンチェッタのみを

塩分控えめの油部多め。味は濃くはなくまろやかで、口当たりがいい

続いてプチフォッカを

ほのかに甘みがありふんわりしている

プチフォッカはオリーブオイルにつけて食べてもおいしい

そして一緒に頂く

うん、温かいプチフォッカにパンチェッタの油部が溶けて全体の味がまろやかになる

パンチェッタのその溶けた油部はプチフォッカによく合う

味,食感共においしい一品

続いてほうれん草のソテーを頂く

ほうれん草はよく茹でられている

噛むと、出てきた甘い水分がオリーブオイルとよくなじむ

あえて油部の多いベーコン(パンチェッタ)を使うのはいいアクセントになる

だがもっとベーコン自体に濃さがあってもよりアクセントになっていいと思う

うまいがもっとおいしくできるはず

それにしてもほうれん草のソテーのお皿の内側になにか点線らしきものがある

単体撮りでもっとよくみてみよう

↑これはにんじんの絵柄の点線だ

一生懸命お皿の絵柄に馴染ませようとしているがにんじんでもやはり少し目立つ

聞くと、内側の点線はこの線より高く盛り付ければより料理の見た目がよくなるという指標だそうだ

例えばスパゲッティー、普通に盛るとある程度平たくなるが、まず麺をトングを回しながら高く盛ろうとして、最後に具をのせる

盛り付けの高さと盛る順番を考えるだけで料理の見た目は格段によくなる

続いてシェフサラダを

ドレッシングは個別に頼んだので、まずは何も付けずにそのまま食べてみる

最初にくる味の主体は上にかかったチーズ

しかし後味はチーズのクセのある味が引いた素材の強い味だ

上にかかるは羊のペコリーノチーズ

羊(ペコラ)の乳から作られる塩気のきいた濃厚な味わいが特徴で、料理をきゅっと引き締める

ここで羊のチーズというクセの強いタイプのチーズを使うことによって素材の味を引き出そうとしているサイゼリヤの工夫がみえる。だがそれだけでは足りない

では注目のドレッシングを紹介

↑まずはサイゼリヤドレッシング

そのまま味わってみる。酸味の強くないまろやかな味だ

かけて食べると、自然に素材の味を引き出してくれる。素材との交渉を邪魔しない

ドレッシングが素材の下手[したて]に調和している。これはおいしい

↑裏をみてみる

トマトケチャップ,マヨネーズ,みそなどを使ったサウザンドアイランドドレッシング

かけるときはこれでもかというほどよく振るのがおすすめ

続いてオリーブオイルドレッシングを

↑確かにちゃんとにんじんの点線より上に盛られている(盛られている?)

そのまま味わってみる

うん、オリーブオイルの味はあるがそれ以上に酸味タイプ

少量をかけて食べてみる

やや強引さはあるが素材の味を引き出してくれる。オリーブオイルのまろやかさ感より酸味が強く残る

次は塩とエクストラバージンオリーブオイルをつけて食べてみよう

別に頼んだわけじゃない。お店の人がもってきてくれたのだ

これはうれしい。特に塩

じゃあその塩から

うん、なかなか自然な引き出しかただ

レタスに水分があるため味の調和には難がある

続いてエクストラバージンオリーブオイルを

うーん、やはりレタスの水分とオリーブオイルがうまいぐあいに調和せず

ドレッシングの好みの順位をつけると、

①サイゼリヤドレッシング
②塩
③オリーブオイルドレッシング
④エクストラバージンオリーブオイル

すべてのドレッシングをサラダと味わってみて、ようやくサラダの評価ができる

サラダににんじんは入れないほうが私は好み

メイン、キャベツのペペロンチーノを食べてみよう

うん、オリーブオイルと水分とちょっとした辛みが味の主体

オリーブオイルのいいところ(風味や甘さなど)をとりながらも、水分があるから麺ののど通りがいい

ベーコンの馴染む油分としての役割は十分に果たしている

キャベツの甘みはいい。にんにくは少なめであっさり食べれる

個性は控えめという印象の一品

だがサイゼリヤが求める味を結果として出せているところは申し分ない評価になる

おいしいとかおいしくないとかとは別に、お店が求める味を自身が出すことができるというのはそのお店の腕の高さであり、何よりの喜びだと思う

そしてそれ以上はない。「やまおか」のブレンドコーヒーのように

さて、最後は季節のケーキ「キャラメルりんごのシブースト」を食べてみる

↑来たときはこんな感じ。シートに巻かれている

シートをはがすと、

↑最上段の表層がふわふわのメレンゲで下段がキャラメルりんご

うん、上段の甘いメレンゲと下段の苦みのあるキャラメルりんごの、甘さと苦みの攻めがいい

あえてはっきり分けるところは思いきりがあって誉めるべきだ

今回食べたのはこれで以上です

評価

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イタリアンレストラン「サイゼリヤ 小倉駅前 I’m店」は、34点です(パンチェッタのせプチフォッカ、ほうれん草のソテー、シェフサラダ、キャベツのペペロンチーノ、キャラメルりんごのシブースト、水)評価一覧

美味しかった~!

チェーンのファミレスでこれだけの味を出せるのは他にないと思う

サイゼリヤはぬきんでておいしいと思います


西日本の旅(2012年) 目次

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