京都初日は嵐山を散策しよう。宇多野ユースホステルからも近い
目次
京都嵐山/橋と川・山奥
嵐山の橋と川に魅入られる
↑あの橋を目指して歩こう
↑さっきの橋、渡月橋
↑渡月橋を流れる川、一級河川の桂川(保津川)
↑絵を描く人々
のどかでいいなあ
さらに橋がある
↑渡月小橋
↑渡月小橋を流れる川
↑大堰川[おおいがわ]
↑渡月小橋を区切りにして西側の川が「大堰川」、東が「桂川」。桂川はやがて淀川になる
嵐山の山奥途中まで進んでいく
↑渡月小橋を渡ってカーブがあるのだが、その大通りをそれて右の道を行ったところ。ここから先は行き止まりみたいだがずいぶんと長く道がありそうなので、人も少ないし散策しようと思う
ここからはその道を行った先の話になります。再び折り返して「花筏」という旅館の温泉に入るまではね
↑ここからどんどん山奥へ入っていくよ
↑あの木すごいな
↑向こう岸のほうが人気があるというね
↑ついに奥入りまで来ました
↑私もボートに乗りたい。でも歩くほうが好きだ
再び渡月小橋へ戻って旅館「花筏」の露天風呂へ行こう
温泉もいいけど今回は紅葉を眺めるのが目的なんだからね
京都嵐山/嵐山温泉「花筏」
旅館「花筏[はないかだ]」の温泉へ
↑嵐山温泉 花筏[はないかだ]。2万円の高級国際観光旅館
内湯があって、別のところ(屋上)に露天風呂がある。なので双方の行き来にはいったん浴衣を着る必要がある
露天風呂は地上の人々と嵐山の山々、そして橋と川が一度に見渡せる
ただよく見るためには露天風呂から柵のところへ身を乗り出さないといけないので冬は寒さに注意
ここの旅館で働く若い女の子がいて、その子はこの旅館の仕事を始めてまだ数ヶ月とまもなかったが、ふるさと京都への思いは人一倍の熱意があった。そもそもこの京都の旅館で働きはじめたのも、ふるさとである京都の素晴らしさに気づき、訪れる観光客みんなにその素晴らしさを知ってもらいたいという強い情熱からだったという
その子は「まだまだ(旅館の仕事は)勉強中で、でも明るさと京都への愛は誰にも負けないくらい強いんですよ」と言っていた
すごい話好きの子で、湯上がりに色んな話を聞けて楽しかった。こんなに意欲的で話好き、そして仕事への熱意が強い女性に初めて会った。話に夢中になりすぎて最後は女将さんに引きずられていきましたけど
そしてもう一つお話――
実は先ほど嵐山を散策しているときに女性の方と知り合って、そこで“幸せのカード”というものを頂いた
その人は各地を旅して感動した地で、人形とともにその地を写真に収めてカードにしてこのように知り合った人たちに配っているのだそうだ。幸せを少しでも多くの人に振りまきたいという思いから
↑幸せカード。表面。この面はカードによって毎回写真が違う。今回私がもらったカードにはこの電飾馬車の写真
この電飾の馬車、大分観海寺温泉の杉の井ホテルの電飾馬車に似ている。だがよく見ると違うね。電飾の馬車は全国あちこちにあるみたいだからどこの馬車なのかは分からないけど
↑裏面
この旅するコットン人形/幸せカードのことを調べてみたら、私が京都嵐山で知り合ったその女性が直木賞作家の藤本義一の娘さんでアーチストのフジモト芽子[まいこ]さんという方であるらしいと分かりました。独特な優しい世界観を表現した作品が特徴で、個展なども多く開かれているそうです
温泉を堪能したあとも嵐山を散策するつもりなんだけど、途中から「天龍寺」に入っていきました
京都嵐山/天龍寺・嵯峨野コロッケ
人の波にもまれながらの「大本山天龍寺」
人の流れに沿って歩いてみたら、いつの間にかここにたどり着いた
↑「天龍寺」。ブレてるぞ
中に入ってみよう
↑お、ついに本命が姿を現した
↑大本山天龍寺
↑紅葉を撮る人々
大通りのほうに戻ろう
嵯峨野コロッケで腹ごしらえ
大通りに戻るとちょうどお腹が空いてきた
今日の宿は”河原町丸太町”というところにあるので、バスでそこまで行かないといけない
空腹のままバスに乗ったらたぶん気持ち悪くなるので軽く小腹を満たそうか
↑嵯峨野コロッケ
ここの「金賞コロッケ」というものを頼む
この大きさで200円。ちょっと小腹さえも満たせないかな
さあ食べよう
うん、ほのかにスパイシーでじゃがいも感がしっかりある
衣の食感が固めなのは中の具との相性が良いぞ
評価
評価を
嵯峨野コロッケの金賞コロッケは、3点です 評価一覧
美味しかった~!
バスに乗って宿に向かおう
今日のお宿~UNOゲストハウス~
着いた
↑河原町丸太町
さっそく小学校を発見
↑あれ、でもよく見ると「元春日小学校」って書いてある。元小学校ということか
ここから意外にも宿への道のりは難航した
地元の人にも助けてもらってようやく宿にたどり着くことができた
↑UNOゲストハウス
中は隠れ家のようなこぢんまりとしたゲストハウスで、もちろん相部屋だった
とりあえず荷物を置いて夕食を食べに行こう
なにがあるかは分からないけど、散策してればそのうち見つかるさ
アメリカンカフェ「Very Berry Cafe」
大通りにある色んなお店を見てみたが、その中でも私の食指が動くお店はここだった
↑「Very Berry Cafe」
カテゴリは喫茶店だが、ハンバーガーにパスタ・ピザ・ケーキなど、メニューが豊富
お店の人いわく、ハワイの料理などを主に取り扱う「ハワイ風喫茶店」だそうだ
創業は8年。他に京都市内に2店舗ある
お店の特徴としては店内が暗い
↑テーブルにこそ明かりはあるが、そこ以外は基本的に暗い
それと外国人の歌手が歌う甘い歌声の音楽と、ふかふかのソファーが組み合わさって眠くなる
お品書き
・エビ&チキンの照焼きプレート
・コーヒー
・チョコレートケーキ
・水
さあ食べよう
まずは水を
きりりと味がしまるスタイリッシュな水
続いてコーヒー バニラマカデミアを
香りはバニラが香り甘いが、味はブラック
雑味がなく、後味にバニラマカデミアの甘さとブラックコーヒーの苦さの複雑な余韻が感じられる
少し薄めだが、そのおかげで甘さも感じられる個性あるコーヒー。これはおいしい
コーヒー豆に香りだけを付けたハワイ名物のコーヒーだそうだ
カップのふちが太く、飲みやすい。カップに店のロゴが書いてある
続いてメイン エビ&チキンの照焼きプレートをいただく
エビとチキンの照焼きはけっこうなボリューム
照り焼きチキンがとても多い。全体の7割以上を占めていると思う
しかも照り焼きチキンはももかと思うほどやわらかく、強めに焼いてカリッとした照焼きチキンの食感とソースの味がよくマッチする
全体の味としては濃くもなくちょうどいい
インゲンに水分が多くある。食感は他と画している。アスパラガスも同様
パプリカはマイナス要素がない上に見た目の彩りを飾る面では大活躍
えびは全部殻付き。なぜ殻付きなのか聞くと、炒めやすいからだそうだ。えびは5尾ほど入っている
写真の目玉焼きには、下にごはんが敷いてある
ごはんは小粒で固めの食感。これが目玉焼きによく合う
目玉焼きの黄身は生に近い半熟で、完全な生卵の生感を少なくしつつ半熟のとろりとした口当たりを持ったいいとこどりの黄身
サラダはドレッシングの酸味が弱めで主張しないタイプ。しかも少量なので好み。聞くと、オニオンドレッシングだそうだ。熱いものと一緒のプレートなのであったかいサラダも楽しめる
デザートのチョコレートケーキを
デザートもメニューは豊富
私が頼んだのはチョコレートケーキにバニラアイス、そしてその上にチョコソースをかけた一品。チョコソースはバニラアイスにもかかっている
チョコレートケーキは、上にやわらかいチョコが乗っかっていてチョコソースもかかっているのでチョコ感が強い
中のチョコのスポンジケーキはチョコ感控えめでくどさを抑えようとしている工夫がある。温かいチョコケーキだが、なかなかありそうでない
バニラアイスはそれほど濃厚でもないからくどくないうえに、廉価感もないのでなかなかの一品
このバニラアイスのおかげで冷たいさっぱり休憩ができるからこの組み合わせはいい。チョコレートケーキだけだと後半くどくなってしまうからね
トイレに入ると、
↑前に色々あったんでしょうね
近くの席に座っていたニ人の女の子が話していた会話が印象に残っている
一人の女の子が「彼氏がひどい奴で」と話していた
急に割り勘になったとか、コンビニに一緒に行っても自分のご飯しか買わないとかそうゆうお金のトラブルのことで、彼氏のことをめっちゃ最悪だとか人としてありえないとか言っていて、
ついに「彼氏に別れようって言った」って言ったときは、私も、多分一方の女の子も「別れ話か」って思ったんだけど、彼氏に全力で止められて結局仲直りしたっていう、ただののろけ話だった
多分一方の女の子は聞いてて「のろけ話w」って思っているだろうな
思わず女の子たちの顔を見たら、のろけ女のほうはけっこう可愛いかった。話を聞いていたほうの女の子はしゃべり出すと早口でなにを言っているのか聞き取れない。個性ある二人だった
しかもこのお店、オーダーボタンがないのでカウンターから離れている席(私とか、その女の子たちの席はそう)だとけっこう大声で呼ばないとお店の人が来てくれないのである意味大変な席でもあった
二人の女の子「すいませーん!」⇒(店員来る気配なし)⇒爆笑
⇒「すいませーん!!」⇒(・・・)⇒爆笑!
これがいくらか繰り返されたので、私も苦笑いしてしまった
そろそろ評価を
評価
Very Berry Cafeは、33点です(エビ&チキンの照焼きプレート、コーヒー、チョコレートケーキ、水)評価一覧
美味しかった~!
ふかふかソファと音楽のコラボでこれほど眠くなる喫茶店というのも初めてだ
明日はついに京都大原へ行く