オ)南奈紙

うちの換気扇は、いわゆる逆扇風機みたいな換気扇で、それが俺の目の高さについている。

俺が普通に料理してて、いつものように目線が換気扇にいったとき。

羽のまわりの隙間から誰かがのぞいてた。

めちゃめちゃびびった。まじで。

そいつはそんな俺に気づいたのか、いきなり「ガガガッ」と指を突っ込んできた。

青ざめた俺は一瞬とまどったが、ダッシュで玄関へ走っていった。

でももうその時にはそいつは逃げていた。


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