※上から鑑賞更新順
目次
映画:ポネット(1996/フランス)
いつもテレビでやっている映画を観るのとはちがって今回はツタヤで借りてきて観た。読んだある本にこの映画のことが書いてあったから
ヴィクトワール・ティヴィソルが主演。4歳
4歳にして母親を失った幼女ポネットが『死』という概念を理解し、母の死を乗り越えていくまでの軌跡を描くヒューマンドラマ
映画製作にあたり、多くの子供たちの意見を幼児精神学者が分析したという
子どもの喜怒哀楽がよく出ていて、すごく悲しくなったりもするし、それは今の大人にも当てはまるのかもしれないと思った
映画:タイタニック(1997/米)
レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット主演
監督はジェームズ・キャメロン
今回は映画天国で前編と後編に分かれて二週に渡って放送されたのを観た
上映時間3時間超のロング映画だけど、退屈に感じないところは全体的にうまく出来ているということだろう
ラブシーンと沈没のシーンの配分が良いし、目的をもって思いきって演出しているところが観てて気持ちいい
多くの人に愛される作品であるわけがよく分かる
おばあちゃんになったローズが最後ダイヤモンドのネックレスを海に投げるシーンは隠れた名シーンだと思う
しかし実際にあったタイタニック沈没事故の悲惨な出来事がこうやっていくつもの映画を生んだことが感慨深いところではあるのかもしれない
映画:ザ・ライト~エクソシストの真実~
気持ちB級評価ほどのすごい映画だった
実話に基づくということを宣伝していたが、
演出はホラーさながらの迫力があるんだけど出来事自体は過剰過ぎないというか、リアルさもきちんと考えて作られている感じがした
アンソニー・ホプキンスの悪魔にとり憑かれた演技は必見!
映画:猿の惑星(1968/米)
猿の惑星シリーズの第一作で、ちゃんと観たのは今回が初めてだった
ストーリーに無駄がなく、種石を置きにくる技術(序盤でこの惑星は地球ではないと思い込ませる)だったり、人間は下の世界にいるという衝撃の設定は私をいつの間にかこの映画の世界へと引き込んでいた
最後は猿が言うことにも納得してしまう、それは裏返せば自分たちが自分たちを自覚してしまうほど愚かだということだ
薄々分かってはいるけどでも見て見ぬ振りをしていることをこうやって映画としてしっかり形に表してくれるのはすばらしいことだと思う
シリーズは全5作なので、続きも観てみたいと今すごく思っている
ちなみに私はこの映画はSFホラー映画だと思っています。気味の悪い恐さもあるから
映画:ここよりどこかで(1999/米)
母娘のヒューマン映画
母アデルをスーザン・サランドン、娘アンをナタリー・ポートマンが演じている
来ましたね
ナタリー・ポートマン
映画「終わりで始まりの4日間」のヒロイン
このナタリー・ポートマンが娘を演じるのは最適だと思う。映画を観てそう感じた
ナタリー・ポートマンが好きになった
演技もすばらしいし、ダサい服も帽子も彼女によく似合っている
正直、「終わりで始まりの4日間」が好きなのはザック・ブラフだからと思っていた。でもそれだけではなかった
ナタリー・ポートマンがヒロインであったのも、またすばらしいことだったんだ
なぜか演出や場面が「終わりで始まりの4日間」に少し似ていた
ナレーションのシーン、最後が空港のシーンだということも
うん、やっぱり最後まで観てて、ナタリー・ポートマンの魅力と演出がいいと思った
引っ越し先の地ではなかなか周りに溶け込めず、
そんな中幼なじみのベニーに死なれて、もう一人の幼なじみとはうまくかみ合わなくなってしまった
前の地にもここにも居場所がない
母も愚行ばかり、娘を勝手に女優にしようとするから母のことも嫌いになってしまう
いよいよ孤独のアン
照明を真っ暗にして暗い部屋に黒いアンのシルエットが映るシーンがある。黒いシルエットは人生の黒い影を表しているのか
引っ越してきた直後にアンが母の友達に言われた言葉
「環境の変化は初めはつらいけど、慣れなくちゃ。人生は変化の連続よ」
それを聞いて泣き出すアン
劇中ではアンの心の変化をよく捉えていると思う
ラストシーンの空港での母娘の別れ
ここに惜し気もない時間を使って別れを惜しむ演出がある
このじれったさが最後には別れの辛さや寂しさを想起させてついにうるっとくる
この演出は極めつきだ
いい映画に出会った
ナタリー・ポートマン好きだ
映画:DOG×POLICE 純白の絆
感動した
脚本の矛盾とかベタな展開とか色々あるけど、単に感動できたのでいい
感動できないほどの違和感でもなかったってことだからね。多分
映画:八日目の蝉
八日目の蝉[せみ]
日本アカデミー賞を席巻した世間評価の高い作品
人を愛するとはどうゆうことか
劇中で、蝉は何年も地中で過ごしたあと地上に出てから七日でその一生を終えると言っていた
私から見ればそれはあまりに短くて、かわいそうだと思う
でも当の蝉は、他の蝉も同じ環境なのだからきっと短いと思わないだろう
でももし、その中で八日生きる蝉がいたとしたら?
それは私たちにも当てはまる
自分たち以外の周りの存在を知っていれば色々と思うわけで、それは同時に私たちも何かにどうか思われているということなんだろうな
そう考えるとなにが良いとか悪いとか、いちいち区別しようとしてることがとても矮小なことに思える
人を愛するということ
この映画を観て、それは時間や相手に関係なく、自分がどれほど愛すか愛するのか、それだけなのかもしれないと思った
映画:クローンズ(1996/米)
主人公のクローンがたくさんできちゃって、人生の一波をコメディタッチで描いている
ディテールをかなり無視してなかなかはちゃめちゃなストーリー展開なんだけど、純粋に笑えたからよかった
コメディはとことん笑えることが大事だと思う