映画~D級・感想~

※上から鑑賞更新順

目次

映画:G.I.ジョー(2009/米)

今どきのアメリカアクション映画!っていう感じ

危機感も適度にあって、派手なアクションと合わせるとなかなかスリリングで楽しめた

映画:戦火の勇気(1996/米)

出演はデンゼル・ワシントン、メグ・ライアン、ルー・ダイアモンド・フィリップス、マット・デイモンなど

おとといに観た「ドリームキャッチャー」のモーガン・フリーマンとデンゼル・ワシントンが重なってしまった

意外なのは恋愛映画を主に出ていたメグ・ライアンが戦争映画に出るとは

そしてマット・デイモンは若くてほっそい

1996年制作とは思えない画質の良さ。2008年くらいかと思っていた(恥

複数の登場人物の視点から同一の事件の真相に迫る手法は映画「羅生門」からの影響があるそうだ

さしずめ羅生門タイプといったところか

戦争映画だがサスペンスの謎解き要素が強いので、やはり最後の真相のシーンは観応えがあった

つまらないということはなく、中盤あたりからだんだんおもしろくなっていったという感じだった

映画:ラヴェンダーの咲く庭で(2004/イギリス)

主演はアカデミー賞にも輝くイギリスを代表する二大名女優、ジュディ・デンチとマギー・スミス

一昔前の田舎村の優雅で静かな暮らしぶりが描かれるのがなんかいい雰囲気だった

バイオリンの演奏は音も美しいけどメロディーも「あぁ、いいなあ」と思うものだった

ストーリーもよくできていると思った

それぞれが同時に少しずつ進むことで、どこにでも転がれる展開にさせる

これが「期待」の基本なのかと学ばされた

コメディなところは少ないながらもうまくはまっていてよかった

家政婦にだけ花がない、医師の邪魔石ぶりなど

アーシュラは白髪でいかにも初老の女性だけど、仕草や考え方は若い女性そのもの

アンドレアの髪を持ち去るところなんかは淡い恋心を感じる

「私はもう恋なんかできない。こんなに年老いてしまったから」

という感情が表情だけから読み取れる

この映画のwikiを見てて初めてピアノマン騒動という事件があったのを知った

»#dor

映画:ドリームキャッチャー(2003/米)

スティーヴン・キング原作のいわゆるキング映画

ドリームキャッチャーとは、アメリカインディアンのオジブワ族に伝わる、輪を基にした手作りの装飾品

クモの巣状の目の粗い網が組み込まれ、羽やビーズなど独特の神聖な小道具で飾られている

ベッドの上に掛けることで、眠っている子供を悪夢から守ってくれる魔除けのお守りであり、

また、オジブワ族は、ドリームキャッチャーは夢を変える力を持つと信じており、

「悪夢は網目に引っかかったまま夜明けと共に消え去り、良い夢だけが網目から羽を伝わって降りてきて眠っている人のもとに入る」とされる

劇中にもこのドリームキャッチャーが出てくる

前半は色んな布石があって謎めいた感じで極上サスペンスだなと思ったけど、まさか後半になってエイリアンが出てくるとは思ってなかった

エイリアンを出してなければ素晴らしいサスペンス映画になったのかなと思う

別にエイリアンを出したことでストーリーに破綻が見られたわけでもないからそれはよかったんだけど

終盤になったときに一番「これからが楽しみだ」と思って久しぶりにうきうきモードになったら間もなく映画が終わってしまった

時間配分!!と叫びたくなった

しかしこの映画を観て改めて思った

映画は事前情報一切なしで観たほうが面白い

もし番組説明に書いてあるストーリーを読んでから観ていたら、序盤の内容はすらすら理解していたんだろうけど、

ストーリーを知らないからこそ序盤の謎や布石に素直に疑問を持つことができ、後半になって「そうゆうことか」と楽しむことができる

映画は序盤内容が分からないくらいがいい

そのほうが楽しめる。後で分かるんだから

映画:アフタースクール(2008/日)

キャストは豪華だが、映画の内容も一クセあるものだった

普通にそうだろうと思っていたことが後でことごとく覆される

布石をまず序盤にたくさんばらまいておいて、話が進むにつれて一つずつ回収していき、最後に一つのストーリーで完結する

人を疑うことを知らない男と、人の裏側ばかり見てきた男の構図もよくできていると思う

ただ演出に強弱がなくて、布石を回収するところもさりげなく演出するもんだから話が淡々と進行する

最初からちゃんと乗っておかないと後々乗り切れなくなってしまう

映画:グリーン・カード(1991/米)

フランスの俳優 ジェラール・ドパルデューと、笑顔が似合うアンディ・マクダウェル主演

グリーンカードとは永住権のこと

この映画もそれを題材にしている

ジャンルは恋愛コメディ

このジャンルのものは名作が多いと自任しているけど、やはり凡作だってあるものだ

劇中は明るい雰囲気

コメディの部分は面白かった

ジョージのバカさ加減がコメディの中心となっている

移民局員から「出会いは?」と聞かれたとき、「みんながやたらと荷物を持っていてね」とか、

フィルへ「キューカンバー!」と言ったところとかはおかしくて笑えた

暗い雰囲気がまったくなかったのは監督の意図なんだろう

ラストはすぐにでもくっついてほしかったけど

映画なんだし、最後くらいはリアリティ無視してハッピーエンドを望みたい

ジョージ役のジェラール・ドパルデューが大男でがっちりしていたからヒロインと不釣り合いであんまり入り込めなかった

主人公はもう少しかっこよかったらな

ただそうすると若者同士の恋愛コメディになっちゃうか

映画:アリス・イン・ワンダーランド(2010/米)

映像はきれいだなあと思ったけど、それ以外のストーリーだったり役者とかは平均的で無難な仕上がりという感じ

なにか個性があればなーと思った

映画:沈黙の陰謀(1998/米)

セガール作品にしてはアクションが少なかったと思う

吹き替えで観たんだけど、娘のホリーの吹き替えが男っぽくてカミーラ・ベルと合わなかった

映画:ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー(2009/米)

監督はアンジェイ・バートコウィアク

カプコンのゲーム「ストリートファイターII」のキャラクター、春麗[チュンリー]を主人公とした格闘映画

近代の格闘映画として、やっぱり迫力がある。映像美もいい

ベガの下で動く、仮面と爪を付けた暗殺者のバルログが瞬殺されてあっけなかった

格闘映画というからにはアクションを期待したけど、序盤と後半にちょぼちょぼとあるだけで、ただの話が多すぎたイメージがある

シネマレビューでは映画評論家(といってもアマチュアだが)の代わりにストリートファイターオタクが語ってますので一見の価値ありかと

映画:ツーリスト(2010/米)

ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーの二大共演

ピアスの正体を最後まで引っ張り抜いたのは良かったと思う

ストーリーに緩急がなくて飽きてしまう

キャストが売りの映画といったところか

映画:シックス・デイ(2000/米)

アーノルド・シュワルツェネッガー主演のアクション映画

シュワちゃんはこうゆう系ほんとにたくさんありますね

左目の下まぶたの裏にある印で自分が今何代目のクローンなのか分かる、

これがほんとにあったら恐いなと思いました

映画:脱出(1972/米)

サバイバルを主題としたサスペンス映画

映画の入りがしばらく声だけで、顔が出てこないという変わった演出から始まった

ルイスが最初すごい頼りになっていたのにけがしちゃってからは逆にお荷物になっててちょっと苦笑い

ビビりのエドと一番最初に死ぬキャラっぽかったボビーが後半大活躍していた

川下りのシーンにはたくましさを感じた

シーンの使い方、間[ま]とかがうまいと思った

それにしても、ドリューがいないことを警察はどうして咎めなかったんだろう

「ドリューの死体はどこだ?」とか

映画:アンブレイカブル(2001/米)

ブルース・ウィリスとサミュエル・L・ジャクソン主演

終始ダークな雰囲気で進行するが、オチは予想してなくて驚いた

コミックにはヒーローと悪者がいる

ヒーローは主人公デイヴィッド・ダン

となると悪者はイライジャ・プライスしかいない

でもそれに気づいてなくて。イライジャの振る舞いも全然悪者ぶりを感じさせなかったし

しかし結局イライジャはヒーローを探し当ててどうするつもりだったんだ?

戦うのかと思っていたらあっさり捕まっちゃったし

目の前で銃を撃って本当にデイヴィッド・ダンが不死身なのかぐらいまで確かめるべきじゃないのか

結局そうゆう強く証明してくれるような派手なことがなかったから、そこまでアンブレイカブル(破壊不可能)な男ではないと少し思ってしまった

息子が父親のダンに銃を突き付けるシーン

あそこで不死身アピールをしていたらそのあとの映画がガラっと変わっていたのかもしれないね

映画:イルマーレ(2006/米)

韓国の映画をリメイクしたアメリカの映画

時間を超えて結ばれる男女を描いたラブストーリー

正直、頭を使う映画だった

途中で、いや終わってからかもしれないけど、ストーリーが分からなくなってしまった

あとで調べてみて納得した

最初の主人公が交通事故に合うシーン、そして終盤で主人公の弟が、「兄は死んだんです」と言ったシーン

それをみてケイトは主人公に会えないんだなあと思った

でも最後に会うことができた

意外な結末でびっくりしたけど、まあ会えてよかった

なによりもキアヌ・リーブスがたまらない

映画:バス男(2004/米)

田舎に住む冴えない高校生の脱力系スクールコメディ

脱力系のものは話がほわんほわんしててわかりにくい場合が多い

でもそのわかりにくいのが特徴でもあるんだけどね

主人公が一人で遊んでたポールの周りをボールがぐるんぐるんする遊び、あれ楽しそうだなあって思った

生徒会選挙演説のあとの主人公のダンス、うますぎだよ

終盤の、主人公が馬に乗って現れるシーン。体が揺られすぎて今にも落ちそうで笑った

映画:34丁目の奇跡(1994/米)

夢とは何か

色々と思う映画だった

この映画では夢の例にサンタを使っている

そしてそのサンタの存在を信じるか信じないか、まさかの法廷で決めるという何とも現実臭い決め方だ

もし信じないに決着した場合、サンタという夢は破滅する

現実派の人はこう言うでしょう

「夢は現実の反対です。世の中、真実がすべてです。夢を見るのは子供の内までにしてほしいものだ」

夢は確かに現実ではないことだ

では夢は消えるべきなのか

夢とは何か

夢がもたらすこととは何なのか

映画はこの質問に答えている

「多くの人がサンタを信じています。サンタを破滅させることができますか。氏(サンタ)は自分を助けたいんじゃない。お金儲けのためではない。子供たちのためなのです。彼らが夢のある世界を思い描けるように。彼らの信じる権利を守るために。笑顔を呼ぶ嘘か、涙を呼ぶ真実か」
(映画「34丁目の奇跡」)

最後のセリフがすべてを語っているように思う

夢を信じることの素晴らしさを教えてくれる映画だ

あえて裁判という現実的なものと夢という非現実的なものをぶつけてみたのも、

夢は現実ではないけどでも現実にはない素晴らしいものがあるということを伝えたかったのかもしれない

目には見えないけど確かにあるもの――

神と同じ概念ですね

いや、希望などと同じ概念ですね

“確かに”が付きますから

私は、夢は”思い込み”だと思う

思い込みというとちょっと悪いように聞こえるけど、私はこの言葉が好きだ

思い込み――

それは物的なものではなく、人が思い描く想念

のめり込みすぎれば現実を見失い、悪になる

でも上手く使えば、この映画のように善にもなる

強く信じたり、夢を持つことで心は幸せになる

見せかけの幸せかもしれない

でも現実だけに生きてつまんない人生おくるのは私はごめんだ

見せかけでもいいから、楽しい人生を送りたい

だって私には何が見せかけで何が見せかけでないかなんて分からないことだしね

ほとんどの人は、現実より夢のほうが楽しいと思っているはずだ

そう思わない人を探すのは砂漠で蟻を探すようなものだ

この映画では夢は善だと言っているけど、私はそうは思わない

夢に善悪はない

人々が勝手に善悪を付けているだけで、夢に元々属性はない

あるのは概念そのものだけ

夢は食べ物のようなものだ

食べ物は、味というもの(概念)は確かにあるが、

その味が好きとか嫌いとか(属性)は、その食べ物の内[なか]にあることではなく、ただその食者の領域の内にあるだけのことだ

だから夢を否定も肯定もしない。善悪もつけない

ただ、上手く使えば、上手く使えるというだけの話ですよ

僕らがそれをどう扱うかだけの問題なのです

思い込みについてこうゆうふうに考えたのも、この映画がきっかけだったわけですから、そうゆうわけで特別枠です

映画:ディープエンド・オブ・オーシャン(1999/米)

家族とは何かについて考えさせられる映画だった

脚本がうまい。どうしたらいいか私も分からなかった

3人の子供の内の3歳の次男が誘拐されてしまう

一時は母親はヒステリックになって家庭崩壊の危機になったが、月日が経つにつれて次第にまた穏やかな日常を家族は取り戻していった

9年後、突然次男が見つかり、帰ってきた

誘拐したのは母親の同級生の女で、その人はすでに自殺していて、その同級生の女の夫(旧父)は息子が誘拐された子だったことを知らなかった

失われた時間を取り戻そうと家族は12歳に成長した次男と仲を深めていこうとする

でも次男からしてみれば、今まで一緒に暮らしてきた旧父と引きはがされて、見知らぬ人たちと家族として暮らしていくなんてそうそう受け入れられることではない

それに旧父の心情だって相当辛いものだ

だからといって家族だって、せっかく帰ってきた次男と一緒に暮らしていかないわけはない

でも次男は私たち家族と一緒にいることが我慢できないほど辛い

難しい関係ですね

よく相手の気持ちも考えろと言うけど、お互い人生レベルの問題ではなかなか遂行するのは難しいと思う

難しいからといって逃げるわけではない。いや、逃げられないよね

この映画は結末がどうとかはあんまり重要視するんじゃなくて、この映画によって何を考え、考えさせられるのかが制作者側の伝えたいことなんだと思う

映画:サブウェイ123 激突

社会からコケにされた二人の男

境遇は同じだが結果として二人は真逆の道を歩く

一人は社会に復讐しようとし、

そしてもう一人は社会に生きようとした

最後の、ガーバーの地下鉄に乗って家に帰るシーン

その姿になにか切なさのようなものを感じた

映画:ミステリーツアー(2004/米)

パニックホラー映画

と思ったけど、実際はホラーコメディーだそうだ。どこがコメディーなんだ

制作者側は真面目に作っているみたいだけど極端な展開に不自然さを覚える

犯人の動機はほんとにしょうもない。その動機で何人も殺すって

あと殺人鬼から逃げるわけでもないんだったら武器ぐらい持てよ

効果音がいちいち大げさで、それが何回もあるもんだから萎える。驚かせたいのはわかるけどみんな思わせぶりすぎる

あと最後に殺人鬼しぶとすぎ。もはや不死身の域

腹思いっきり刺されても普通に生きているし、しまいには上半身と下半身真っ二つにされても生きている

色々とめちゃくちゃな映画だ。まあ映画だからこそ、なんだけどね

映画:アレックス・ライダー(2006/イギリス,米,ドイツ)

アクション控えめのスパイ映画

アクション控えめなのは私がそう思っただけ

色々と現実離れしていて荒いけど、でも悪くない

ユアン・マクレガーが少ししか出てなくてもっと見たかった

久しぶりにC級スパイ映画を観たような気がする

映画:96時間

アクション映画

父が誘拐された娘を救うのだが、それにしても父が最強すぎる

普通アクション映画でもストーリーに色々な展開があったり、人間関係が複雑だったりするのだが、この映画は単純明快で観てて気持ちがいい

何も考えずにアクションを楽しめる娯楽大作だと思う

»#sut

映画:ステルス

懐かしい

もう何回観たことか

中学生のとき、人生で二番目に観た映画「ステルス」

そのときに何回も観て劇中のセリフまで覚え、そして月日が流れ今回久しぶりにまたステルスを観たのだ

今でも覚えていた劇中のセリフ

「紹介しよう。これがデジタル戦争の未来だ。ティム!」
「ティムだ。ハッチを開け」
「燃料、触媒化された最高級のメタン。機体の素材、金属とセラミックの合成物質、空力弾性の翼。パルスエンジンは、ツイン・ハイブリッド・スクラム・ジェット・ターボ。このエディのセンサーは9km先の人間の顔をも識別する」
(映画「ステルス」)

今回また観れてよかったあ

映画:オーメン(2006/米)

サスペンス色の強いホラー

話のもっていきかたがうまい

興味を終始引かれるように作られているから、序盤で入り込んだ人は最後まで楽しめると思う

つまり引きですね

引きとは、物語の切れ目に思わせぶりな新展開の兆しを入れるテクニック

今回の引きはまんまその意味ではないが、引くというところでは同じだ

今回の引きとは、種石を温存しておいて(←これが興味)、生まれる興味をストーリーによって増幅させるというテクニック

私が思うこの映画の種石とはずばり、主人公の妻キャサリンがいつ死ぬかということ

私は考えた

序盤で早く死んでも展開が狭まることになる

ではいつ死ぬか

ここで興味だ。一つ生まれた

この種石をエサのようにうまく引かせることで、獲物の僕らはこの映画の世界に深追いする

あとはオチ

あれだけ周りを巻き込んでおいて最後ハッピーエンドにならないとはびっくりした

映画:ディープ・エンド(2001/米)

この映画は観るのは二回目だった

とにかくじれったい

主人公アレックだけではなくヒロインのマーガレットもだ

まず主人公はマーガレットに好意をもったということはだんだんわかってくるのはいいんだけど、優柔不断な態度がいらいらを誘う

特に序盤ははっきりと好意ももったということが曖昧なところだ

だから優柔不断な態度に理由がないから余計じれったい

もっと感情描写を表して行動のわけをそれとなく示すべきだ。特にこうゆう設定に対しての行動には

ヒロインに対していらいらするのはこれは単に私が嫌いなだけ。理由はそれだけ

責任感がないというか、守りたいものがあるんだったらもっと必死に努力すべきだ。これ主人公も劇中で言っていた(苦笑

どうにかなると思っているのは嫌いだ

二回目だったけど、ずいぶん前でストーリーほとんど覚えてなかったから新鮮に観れてよかった

映画:ソルト(2010/米)

スパイもののアクション映画

全体的に疾走感がある

展開も二転三転して結末を考えなくてすむ

アクションも派手な上に多めで、中盤からはほとんど休みなしでアクションが続いていたような気がする

派手なんだけどしかし他のアクション映画にありがちな雰囲気ばかりで新鮮さに欠ける

アクションもストーリーもどこかうならせるものがないのが少し残念だった

映画:トゥモロー・ワールド(2006/米,イギリス)

とにかく臨場感や迫力がすごかった

ホラー顔負けのフポ(恐怖ポイント)と効果音、BGMが映像とともに臨場感を高めている

その映像、普通ではない

特徴は違うけど、クライマーズ・ハイのように普通じゃないことは確かだ

例えば戦場のシーンでカメラに血糊がつく。今までそんなの見たことない

また長回しと呼ばれる手法で、シーンの切り替えがなく、主人公の後ろを追う一つのカメラだけが映像を流している場面もある

なんと最長8分間のロングテイクだそうだ

長回しについて調べてみた

長回し

カットせずに長い間カメラを回し続ける映画の技法

どのくらいの時間回し続けていれば長回しと呼ぶのか、というような明確な定義はないが、分単位で連続していれば長回しと言い得る

カットせずにカメラを回し続けることにより、役者の緊張感や映像の臨場感を維持し続けることができるという効果がある

 


 

戦場のシーンでは、ほんとうに戦場の中にいるような感じで圧倒された

いつ打たれて死ぬかもしれない。そんな緊張感もずっと感じた

特に印象的だったのが、赤ちゃんの泣き声一つで戦場のすべての戦闘行為が止まるシーンだった

映画:スラムドッグ$ミリオネア(2008/イギリス)

2009年アカデミー賞の8部門を受賞した話題の映画

2013年になってようやくの地上波初登場だ

結果的に主人公ジャマールは億万長者になってヒロイン ラティカとも結ばれたサクセスストーリーであった

でもそのサクセスストーリーの裏にはスラム街出身の彼の壮絶なる人生があった

そのフラッシュバックと、クイズ$ミリオネアに挑戦しているときの2つの時空を、警察に尋問されているときの時間軸を主軸にして話は進行していく

過去の悲惨な人生があるからこそ結果的に億万長者になれたという、この対極属性の関係性を皮肉ったメッセージが感じられる

メッセージを伝えるのはストレートで、とても簡便で観やすい映画になっている

映画:ハリーとトント(1974/米)

家を追い出された老人ハリーと飼い猫のトントが息子娘たちの家を訪ね歩く旅映画

ハリーはなかなかクセのある人で、それがゆえに呼んでしまう災難が次々と出てくる

飛行機の荷物の検査でトントと離れるのが嫌だからバスにしたけど、バスはトントが嫌ったから車を買った

車は買ったはいいが免許証はとっくに失効してて、ヒッチハイクで拾った男女に運転してもらって旅を続ける

色々な人々との出会い、

久しぶりの息子娘たちとの再会もあれば、一期一会の出会いもある

最後のトントとの別れは意外とあっさりしていた

まあそれも人生を長い間歩いてきたハリーだからこそか

映画:ロケッティア(1991/米)

ロケットで空を飛ぶヒーロー「ロケッティア」の活躍と愛を描いた作品

監督はジョー・ジョンストン

タッティー(立本信吾)はレトロな世界観がみどころだと言っていた

コメディ要素の意図はまったくなくシリアスな進行なんだけど、どこか落ち着いて観られるというか、全体的にシュールな雰囲気がある

映画:ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ(2005/米)

ジャンルはホラー

主演は名優ロバート・デ・ニーロとダコタ・ファニング

ダコタ・ファニングのあの顔つき、それだけでホラーの雰囲気が出ている

ビクッとなったのは一回。ラストのシーン

ストーリーもなかなかよかったと思ったけど、ホラー要素が少なかったかな。わくわくどきどきがあんまりなかった

映画:ベスト・キッド(2010/米)

ベスト・キッド(2010/米)

1984年の映画「ベスト・キッド」のリメイク作品

主演はウィル・スミスの息子ジェイデン・スミスとジャッキー・チェン

「どん底から這い上がれるかどうかで人生が決まる」

師匠と弟子、お互いが学び合って向上していく

ちょうど今日この日、論語で孔子がこう言っていたのを思い出したので引用しよう

「子曰く、賢[けん]を見ては斉[ひと]しからんことを思い、不賢を見ては内に自ら省みるなり。」
訳:すぐれた人を見れば同じようになろうと思い、思わしくない行いの人を見たら、そうならないようにわが身を反省することです

信頼はいいが、入信はおすすめしない

入信は全てを信じ込んでしまう

信頼はするからこそ、疑いも持つ

他人の良いところは真似、悪いところは自分を正す鏡になる

「人の価値を疑う前に、まず自分の価値を疑ってください」

師から言われた言葉です

映画:ブルーラグーン(1991/米)

主演はミラ・ジョボビッチ、ブライアン・クラウズ

孤島での男女二人の生活を描いているんだけど、現実的に考えてむちゃくちゃな設定が多かった

けど、芯はあるというか、思考することはできた

ちなみにこの作品がミラ・ジョボビッチの映画デビュー作

映画:グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち

マッド・デイモンが主演のヒューマンドラマ

心に傷を負った天才青年と精神科医の出会いからお互いの成長を描く

周囲からの期待、社会からの期待

いつしかそんなものに心を押されてしまい、本当に自分がやりたいことが分からなくなってしまう

しかもそれが無意識に記銘されるもんだから、誰も気づかない。自分さえも

いったん周りのことをまったく考えないで、考えたいものだけに集中する

才能やお金、名声、そして、そのもの自身、またはそれ以外のなにか――

本当に見るべきものが見えなくなってしまわないよう、気をつけなきゃいけませんね

そう思っても、見たいものがなにか分からないから、見えているのかどうかさえも分かってない

だからつくづく思う。自分がいかに低尚か

映画:感染列島

ウイルス感染の過程をリアルに描いたパニック映画

リアルで忠実だから、人間の本質が見えてくるような群像劇が私の目をくぎ付けにした

劇中のセリフを

ヒロインの栄子の弟ががんでなくなる前に、栄子に伝えた自身の好きな言葉

「たとえ明日、地球がほろびるとも、今日君はりんごの木を植える」
(映画「感染列島」)

映画:きみに読む物語

純粋な、きらめくような恋物語

主人公のノアのような、恋に積極的で、ひたむきな人になりたいと思った

ノアはかっこよすぎる。そんなノアの劇中のセリフを

「なにか気に入ると、それを無性に手に入れたくなる」

“それ”とはヒロインのアリーのこと

「最高の愛は魂を目覚めさせ、人を成長させる。心に火をつけ、精神に安らぎを与える。君がそれをくれた。僕も君に、あげたかった」
(映画「きみに読む物語」)

終盤でアリーにフラれたノアが言った言葉

この映画を観て、恋に積極的になれるような気がする

序盤の遊園地でのノアの行動は、私には衝撃的だった

それはとてもロマンチックだった

»#hut

映画:不都合な真実(2006/米)

ずいぶん前に観た映画

高校2年か3年のときに、PCを使ったスライドプレゼンテーションの授業があった

まず題材を決めてからスライドを何枚か作っていくんだけど、私がその題材を決めようとしている次期に観た映画がこの「不都合な真実」

そして私はこれをスライドショーの題材に決めた

映画「不都合な真実」

環境問題の論客として知られる第45代副大統領 アル・ゴアが主演のドキュメンタリー映画

アル・ゴアが行った数々の環境問題を啓発する講演をいくつも重ねられているんだけど、

まあ言わばアル・ゴアがしゃべっている話をただひたすら聞く映画だ

そのかわり、情報量はとても多い

だから私のスライドショーは他の生徒の平均の2倍の枚数と2倍の時間がかかった大作に仕上がった

今となっては懐かしい思い出

スライドショーのバックアップをUSBにとっておけばよかった

でも原稿はバックアップとってあったので、それだけは見れますね
┗原稿:http://sealbikjei.blog.myuss.jp/m=s-61/


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