ある養護施設で、生徒を集めて先生が講義をした。
生徒達ははじめあまり興味がなかったが、先生が100ドル札を出して、
「皆はこれが欲しいか?」
と聞くと皆は急に先生の方に向き口々に「ほしい!」と言って手を上げた。
すると先生はそのお札をくしゃくしゃにして、
「これでもほしいか?」と聞いた。
もちろん生徒達は「欲しい」と繰り返した。
さらに先生はそのお札を丸めて小さくして同じ事を聞いた。
生徒達も同じように欲しがった。
そこで先生は言った
「これは君達も同じだ。どんなに見た目が変わろうがその価値は決して変わらない。どんなに生活や成績や容姿が違っていようとも、人の価値は変わらないんだよ。」