克服・自論について。また、日常において気をつけたい姿勢や態度について
・強引にいくべきところ、いくべきではないところを見極めることが大事である
基本利他の心は忘れずにもつべきだ。相手が純粋に拒否している場合に強引に自分の意思を押し通しても嫌われるだけである
・相手の善意や励ましには、たとえそれが的外れで杞憂だったとしても、ありがたいことだと思って甘んじなさい
・話し出しが相手と被ったら相手の話を聞くのがよい
・なかなか話が続かないとき、ころころと話題を変えるんじゃなくて、頑張って一つの話題に長く深く話せるようにしてみよう
・「ありがとう」と「ごめんね」は頻繁に使おう。どんな些細なことでも。言える習慣をつけよう
・決断したならきっぱりとそれを言葉で示すこと。曖昧な態度はとらない
・仲直りは、悪くないほうが謝りましょう。悪いほうはどうしても意固地になってしまう。それを倒そうとするのがけんかなら、仲直りは寛大な心をもって相手を許すことです
・疑問と回答
疑問をぶつけられたときは答えるだけに留まるのが望ましい。答えたうえに疑問をぶつけない。相手に次のレスを考えさせる
・敷居低位
物事の克服において、相手を変えるだけではない。敷居を低くすることも考えてみよう。物事を通すために、相手を変化させたり、自分を変化させたりというような流動的な価値観を持つことが大事である
・通過の杞憂排除法(“解決”)
ないものとして考えるのはそのことを常に考えていなくてはいけない。であれば、やったふりをして通り越せば、あとは今まで通りである。これを通過の杞憂排除法という
・「もし事前にこの問題を知っていたとしたら、それでも私は同じ選択をするだろうか」
判断をする過程で、自分に不利な新規の問題にぶち当たったとき、判断に後悔しないように、「もし事前にこの問題を知っていたとしたら、それでも私は同じ選択をするだろうか」と自問自答するのがよい
・あなたのあたり前は、あなただけのあたり前だ
・悲観する暇があるなら打開策でも考えたりすればいいのに
・仲間とバーベキューを頻繁にやろう。目的なしの会話が「関係性構築」に役立つ
「相手に情報が正確に伝わるには、信頼関係という土台が成立していないと、そのままでは伝わらない」<ピーター・ドラッカー>
・お互いが歩み寄るというのは、自らも歩み寄る姿勢も、必要だということですよ
・気持ち(感情)と行動(結果)を区別するよう心がけなさい
・信頼と疑い
疑問の前に信頼は立たない。信頼するからこそ、疑いをもつべきです。信頼と信仰は別物だ
・パターン理論
うまくいく必然性を作るには、相手よりも自分の方が考えるパターンを多くすることです
・属性利用
属性にはなにかをもたらす効果がある。その効果や属性を考察し、自分の行動を決めるのに利用することを属性利用という。相手の属性を利用することが重要である
(例) 相手が一番強いのは、極端でない者だ。仕掛けた種、つまりトラップを強い相手なら必ず気づく。それを利用するのだ。見破られる種を仕掛けたつもりで実は何もしない。相手が見破るのを前提としてその裏をかく。相手が強いという属性を利用するのである
・好悪と無関心
「好き」の反対は「嫌い」ではなく、「無関心」である
・方法のマネジメント
魚を与えるのではなく魚の釣り方を教えるのが方法のマネジメントである
・ニーズの志向性
顧客の「もっと速い馬が欲しい」というニーズは、「速い馬」ではなく「より高速な移動手段」が欲しいということである
ニーズとは何か、まずはそれをよく考えてみることです
・7±2
7±2とは、短期記憶に関する理論で、人間がある「意味のまとまり」をパッと見せられたとき、だいたい7個(±2)までしか短期記憶化できないというもの
・シナジー効率
互いが同時に報恩し続け合う状態であれば、それは効率的であるといえる。これをシナジー効率という。例えばSEXなど
・少し気になるものがたくさんあると幻滅してしまう。とっても大好きなものがたくさんあると、消費できる喜びは果てしない
・おでこのJ
自分の額の真ん中、おでこのあたりに、指で「J」という字を書いてみる。「J」という字が自分の頭のなかから見て正しい方向で書いた人は自己中心的な人。外から見て(相手から見て)正しい方向の字を書いた人は、人の目を気にする人
・資源の考慮
欲張り過ぎて一度に大きな効果を得ようとすると、その効果を生み出す資源を失ってしまうことがある。効果を生み出す資源をも考慮に入れる事により、長期的に大きな効果を得ることができる
・「このままでは二人のためにならない」という別れ際の言葉の裏にあるのは、「自分のせいで別れたくない」という心理。「自分のため」という本音が隠れている
・程度
目標や課題など、何でもそうだが目に届くぐらいの程度のものが一番効果的だと思う。例えば、テスト問題が多すぎてもやる気を喪失してしまうでしょう
・応接室の作り方
「シンプルが一番いい」とばかりに、応接室に何も飾りがないことがあるが、これでは相手は緊張してしまいうまく話ができない。第一に目のやり場に困る。相手と話をしていても、ずっと視線を合わせているわけにはいかないので視線を外すのだが、その目をもっていく先がない。まずは目を休めることができるものを置くことだ。絵でも、花瓶などでもよい。視線をそこにもっていっても不自然ではない何かを置くこと。これだけで居心地は大きく変わる。さらに親密度を増すには、部屋の真ん中にデスクやテーブルを置かないことである。デスクやテーブルというのは、心理的な壁をつくってしまう。たとえば応接室のテーブルを片づけてみるとよい。代わりに、ごく小さなテーブルをそれぞれの椅子の脇に置く。これなら、自分と相手との空間に、互いを心理的に隔てるようなものはなくなる。しかし、テーブルなどの心理的壁を取っ払ってしまうことで人見知りの人は逆に警戒心が強くなりよけいに緊張してしまう場合もある。相手の性格やケースによって適切に変えることが望ましい
・うまみは引き出せ
相手を気遣うのなら、恩返しは自分から求めるな。相手から引き出しなさい
・プラスとプラスのコンフリクト
せっかく目標や手に入れられるものがあるのに、二つあるため、その間で悩んでしまい、ストレートに力が出せないことがある。これをプラスとプラスのコンフリクトという。目標は複数あると精神衛生上逆に望ましくない
・交渉には時期も大事
時期を考えて交渉を始めると、相手は早く決めないとという焦りから妥協しやすくなる
・怒ったり、感情的になったときは深呼吸をしてみよう。時間を間に挟むとよい
・尊敬する人をお手本にして、この状況でもしあの人だったらどうするだろうか、と想像力を働かせる。空想の効果的な使い方といえる
・感情の気流
感情の気流は二つある。自分がどう受け止め、いなすのかという自分フィルターと、相手の行動そのもの。例えば、自分の中にある否定的な感情を解消したいと思ったら、自分の受け止め方を変えるか、または相手をコントロールするかのどちらかが考えられる
・まず「ポイントは三つあります」というようにまとめることを習慣づけよう。また、多くても三つまで
・心の底から自分の能力に自信があって自分に満足している人は、他人を見下した態度をとったり、他人のあら探しをしたりする必要はありません。完全に自信がある人は、人に批判されてもそれを聞き入れ、それについて話しあうことができます
・占いを続けててなかなか期待した効果が現れない場合。まず一番先に疑われるのは、占いそのものが効果と何の関係も持たないと疑うことだ。だがそれだけではない。思うような効果が出なかったのは、占いが効かないからではなく、その人の占いのやり方が正しくなかったからではないかとも疑うべきだ。つまり原因を突き止めたあとの選択肢は、やめてしまうか、またはやり方を見直すかのどちらかになる
・宿題は朝
宿題など、やらなければならないことは朝やるとよい。朝は時間に余裕がないのでおのずと集中力が上がる。結果短時間で効率よくでき、しかも覚えもよくなる
・人に何かを頼むとき
人に何かをやってくれと頼むとき、相手が断ったら、その人の知っている人(その人に頼んで相手が困ったり、その人がやるくらいならじゃあやるよと思わせるような人)に、やってもらうしかないなとうまくうそをつけば、やってもらえるかもしれない